論文の概要: Proving security of BB84 under source correlations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.12346v1
- Date: Mon, 12 Feb 2024 18:14:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-25 16:52:32.863963
- Title: Proving security of BB84 under source correlations
- Title(参考訳): ソース相関によるbb84の安全性検証
- Authors: Ashutosh Marwah and Fr\'ed\'eric Dupuis
- Abstract要約: デバイス不完全性とメモリ効果は、現実的な量子源によって生成される状態の間に望ましくない相関をもたらす可能性がある。
本稿では,BB84プロトコルのセキュリティ証明を,ほぼ完全であるソースとの相関で簡易かつ汎用的に削減する手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Device imperfections and memory effects can result in undesired correlations
among the states generated by a realistic quantum source. These correlations
are called source correlations. Proving the security of quantum key
distribution (QKD) protocols in the presence of these correlations has been a
persistent challenge. We present a simple and general method to reduce the
security proof of the BB84 protocol with source correlations to one with an
almost perfect source, for which security can be proven using previously known
techniques. For this purpose, we introduce a simple source test, which randomly
tests the output of the QKD source and provides a bound on the source
correlations. We then use the recently proven entropic triangle inequality for
the smooth min-entropy to carry out the reduction to the protocol with the
almost perfect source.
- Abstract(参考訳): デバイス不完全性とメモリ効果は、現実的な量子源によって生成される状態の間に望ましくない相関をもたらす可能性がある。
これらの相関はソース相関と呼ばれる。
これらの相関の存在下で量子鍵分布(qkd)プロトコルの安全性を証明することは、永続的な課題である。
本稿では,BB84プロトコルのセキュリティ証明を,これまで知られていた手法を用いて,ほぼ完全なソースを持つプロトコルと相関して簡易かつ一般的な手法を提案する。
そこで本研究では、QKDソースの出力をランダムにテストし、ソース相関に拘束力を与える簡単なソーステストを提案する。
次に、最近証明されたエントロピー三角形の不等式をスムーズなミニエントロピーに利用し、ほぼ完全なソースでプロトコルへの還元を行う。
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