論文の概要: Sharing Bell nonlocality of bipartite high-dimensional pure states using
only projective measurements
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.12614v1
- Date: Tue, 20 Feb 2024 00:38:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-21 17:48:14.662730
- Title: Sharing Bell nonlocality of bipartite high-dimensional pure states using
only projective measurements
- Title(参考訳): 射影計測のみを用いた二成分高次元純状態のベル非局所性共有
- Authors: Tinggui Zhang, Hong Yang and Shao-Ming Fei
- Abstract要約: ベル非局所性(英: Bell nonlocality)は、デバイスに依存しない量子情報処理において重要な量子資源である。
アンシャープ測定は、複数のシーケンシャルオブザーバ間で絡み合った状態の非局所性を共有するために広く用いられている。
任意の高次元純二分項状態のベル非局所性を共有するには射影測定が十分であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.304146645863584
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Bell nonlocality is the key quantum resource in some device-independent
quantum information processing. It is of great importance to study the
efficient sharing of this resource. Unsharp measurements are widely used in
sharing the nonlocality of an entangled state shared among several sequential
observers. Recently, the authors in [Phys. Rev. Lett.129, 230402(2022)] showed
that the Bell nonlocality of two-qubit pure states can be shared even when one
only uses projective measurements and local randomness. We demonstrate that
projective measurements are also sufficient for sharing the Bell nonlocality of
arbitrary high-dimensional pure bipartite states. Our results promote further
understanding of the nonlocality sharing of high-dimensional quantum states
under projective measurements.
- Abstract(参考訳): ベル非局所性は、デバイスに依存しない量子情報処理において重要な量子資源である。
この資源の効率的な共有を研究することは極めて重要である。
unsharp測定は、複数のシーケンシャルオブザーバ間で共有される絡み合った状態の非局所性を共有するために広く使われている。
最近, [Phys. Rev. Lett.129, 230402(2022)] の著者らは, 2量子純状態のベル非局所性は, 射影測定と局所ランダム性のみを用いても共有可能であることを示した。
任意の高次元純二成分状態のベル非局所性を共有するには射影的測定も十分であることを示す。
この結果から,高次元量子状態の非局所性共有のさらなる理解が促進される。
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