論文の概要: A nanoparticle stored with an atomic ion in a linear Paul trap
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.02034v1
- Date: Mon, 4 Mar 2024 13:38:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-06 18:49:58.433357
- Title: A nanoparticle stored with an atomic ion in a linear Paul trap
- Title(参考訳): 線状ポールトラップに原子イオンを蓄積したナノ粒子
- Authors: Dmitry S. Bykov, Lorenzo Dania, Florian Goschin, Tracy E. Northup
- Abstract要約: 高周波トラップは荷電粒子を閉じ込めるために用いられるが、電荷-質量比の狭い範囲でしか安定しない。
ここでは、同じ高周波トラップに2つの粒子(ナノ粒子と原子イオン)を閉じ込めます。
この閉じ込めは、トラップ電極に印加される二周波電圧により可能となる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Radiofrequency traps are used to confine charged particles but are only
stable for a narrow range of charge-to-mass ratios. Here, we confine two
particles -- a nanoparticle and an atomic ion -- in the same radiofrequency
trap although their charge-to-mass ratios differ by six orders of magnitude.
The confinement is enabled by a dual-frequency voltage applied to the trap
electrodes. We introduce a robust loading procedure under ultra-high vacuum and
characterize the stability of both particles. It is observed that slow-field
micromotion, an effect specific to the dual-field setting, plays a crucial role
for ion localization and will be important to account for when engineering
controlled interactions between the particles.
- Abstract(参考訳): 高周波トラップは荷電粒子を閉じ込めるために用いられるが、電荷対質量比の狭い範囲でのみ安定である。
ここでは、2つの粒子(ナノ粒子と原子イオン)を同じ電波トラップに閉じ込めるが、電荷と質量の比は6桁異なる。
閉じ込めはトラップ電極に印加される2周波電圧によって可能となる。
超高真空下でのロバスト荷重法を導入し, 両粒子の安定性を特徴付ける。
2次元場に特有の効果である低速場マイクロモーションがイオンの局在に重要な役割を果たすことが観察され、粒子間の相互作用を工学的に制御する場合に重要である。
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