論文の概要: Secure communication based on sensing of undetected photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.15557v1
- Date: Fri, 22 Mar 2024 18:24:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-26 22:02:34.112688
- Title: Secure communication based on sensing of undetected photons
- Title(参考訳): 検出されていない光子のセンシングに基づくセキュア通信
- Authors: Jean Sternberg, Julien Voisin, Charline Roux, Yannick Chassagneux, Maria Ines Amanti,
- Abstract要約: 我々は、絡み合った光子対内の量子相関を利用するセキュアな光通信プロトコルを導入する。
いずれかの光子に作用して書かれたメッセージは、対の他の光子を排他的に測定することで読み取ることができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this paper, we introduce a secure optical communication protocol that harnesses quantum correlation within entangled photon pairs. A message written by acting on one of the photons can be read by exclusive measurements of the other photon of the pair. In this scheme a bright, meaningless optical beam hides the message rendering it inaccessible to potential eavesdroppers. Unlike traditional methods our approach only affects unauthorized users, fundamentally limiting their access to the communication channel. We demonstrate the effectiveness of our protocol by achieving secure communication through both amplitude and phase modulation. We successfully employ this technique for the secure transfer of an image. We demonstrate data exchange speed of up to 8 bits per second, along with the corresponding eye diagrams.
- Abstract(参考訳): 本稿では,絡み合った光子対内の量子相関を利用するセキュアな光通信プロトコルを提案する。
いずれかの光子に作用して書かれたメッセージは、対の他の光子を排他的に測定することで読み取ることができる。
このスキームでは、明るい無意味な光ビームがメッセージを隠して、盗聴者に対してアクセスできないようにしている。
従来の方法とは異なり、我々のアプローチは許可されていないユーザだけに影響を与え、基本的には通信チャネルへのアクセスを制限する。
我々は、振幅変調と位相変調の両方を通してセキュアな通信を実現することで、プロトコルの有効性を実証する。
我々は、画像の安全な転送にこの手法をうまく利用した。
我々は、対応するアイダイアグラムとともに、毎秒8ビットのデータ交換速度を実証した。
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