論文の概要: Test-time Adaptation Meets Image Enhancement: Improving Accuracy via Uncertainty-aware Logit Switching
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.17423v1
- Date: Tue, 26 Mar 2024 06:40:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-27 16:26:20.318873
- Title: Test-time Adaptation Meets Image Enhancement: Improving Accuracy via Uncertainty-aware Logit Switching
- Title(参考訳): 画像強調機能を備えたテスト時間適応:不確実性を考慮したロジットスイッチングによる精度向上
- Authors: Shohei Enomoto, Naoya Hasegawa, Kazuki Adachi, Taku Sasaki, Shin'ya Yamaguchi, Satoshi Suzuki, Takeharu Eda,
- Abstract要約: テスト時間適応(TTA)は実用性からよく研究されている。
入力画像をTTA手法に組み込むことにより,予測の不確実性を低減できる。
TECA(Test-time Enhancer and Adaptation)は,予測の不確かさを低減し,TTA法の精度を向上させる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 7.837009376353597
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Deep neural networks have achieved remarkable success in a variety of computer vision applications. However, there is a problem of degrading accuracy when the data distribution shifts between training and testing. As a solution of this problem, Test-time Adaptation~(TTA) has been well studied because of its practicality. Although TTA methods increase accuracy under distribution shift by updating the model at test time, using high-uncertainty predictions is known to degrade accuracy. Since the input image is the root of the distribution shift, we incorporate a new perspective on enhancing the input image into TTA methods to reduce the prediction's uncertainty. We hypothesize that enhancing the input image reduces prediction's uncertainty and increase the accuracy of TTA methods. On the basis of our hypothesis, we propose a novel method: Test-time Enhancer and Classifier Adaptation~(TECA). In TECA, the classification model is combined with the image enhancement model that transforms input images into recognition-friendly ones, and these models are updated by existing TTA methods. Furthermore, we found that the prediction from the enhanced image does not always have lower uncertainty than the prediction from the original image. Thus, we propose logit switching, which compares the uncertainty measure of these predictions and outputs the lower one. In our experiments, we evaluate TECA with various TTA methods and show that TECA reduces prediction's uncertainty and increases accuracy of TTA methods despite having no hyperparameters and little parameter overhead.
- Abstract(参考訳): ディープニューラルネットワークは、様々なコンピュータビジョンアプリケーションで顕著な成功を収めている。
しかし、データ分散がトレーニングとテストの間でシフトする場合、精度を低下させる問題がある。
この問題の解法として、テスト時間適応~(TTA)は実用性からよく研究されている。
TTA法は,テスト時にモデルを更新することで分布シフト時の精度を向上させるが,不確実性予測を用いることで精度を劣化させることが知られている。
入力画像は分布シフトの根本であるので,TTA手法に入力画像を強化する新たな視点を取り入れ,予測の不確実性を低減させる。
入力画像の強調は予測の不確かさを低減し、TTA法の精度を高めるという仮説を立てる。
本仮説に基づいて,テスト時間エンハンサーと分類器適応~(TECA)という新しい手法を提案する。
TECAでは、入力画像を認識しやすいものに変換する画像強調モデルと組み合わせ、これらのモデルを既存のTTA法で更新する。
さらに,拡張画像からの予測は,元の画像からの予測よりも必ずしも不確実性が低いとは限らないことがわかった。
そこで本稿では,これらの予測の不確かさを比較検討し,より低い値を出力するロジットスイッチングを提案する。
実験では, TECAを様々なTTA手法で評価し, TECAは過パラメータやパラメータのオーバーヘッドが少ないにもかかわらず, 予測の不確かさを低減し, TTA手法の精度を向上することを示した。
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