論文の概要: Personality-affected Emotion Generation in Dialog Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.07229v1
- Date: Wed, 3 Apr 2024 08:48:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-14 13:13:23.209975
- Title: Personality-affected Emotion Generation in Dialog Systems
- Title(参考訳): 対話システムにおけるパーソナリティに影響を及ぼす感情生成
- Authors: Zhiyuan Wen, Jiannong Cao, Jiaxing Shen, Ruosong Yang, Shuaiqi Liu, Maosong Sun,
- Abstract要約: ダイアログシステムに与えられた個性に基づいて感情を生成する新しいタスクであるパーソナリティ影響感情生成を提案する。
本課題の課題,すなわち,(1)個性と感情的要因を不均一に統合し,(2)対話場面における多粒性感情情報を抽出する。
その結果,感情生成性能はマクロF1では13%,重み付きF1では5%向上することが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 67.40609683389947
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Generating appropriate emotions for responses is essential for dialog systems to provide human-like interaction in various application scenarios. Most previous dialog systems tried to achieve this goal by learning empathetic manners from anonymous conversational data. However, emotional responses generated by those methods may be inconsistent, which will decrease user engagement and service quality. Psychological findings suggest that the emotional expressions of humans are rooted in personality traits. Therefore, we propose a new task, Personality-affected Emotion Generation, to generate emotion based on the personality given to the dialog system and further investigate a solution through the personality-affected mood transition. Specifically, we first construct a daily dialog dataset, Personality EmotionLines Dataset (PELD), with emotion and personality annotations. Subsequently, we analyze the challenges in this task, i.e., (1) heterogeneously integrating personality and emotional factors and (2) extracting multi-granularity emotional information in the dialog context. Finally, we propose to model the personality as the transition weight by simulating the mood transition process in the dialog system and solve the challenges above. We conduct extensive experiments on PELD for evaluation. Results suggest that by adopting our method, the emotion generation performance is improved by 13% in macro-F1 and 5% in weighted-F1 from the BERT-base model.
- Abstract(参考訳): 応答に対する適切な感情の生成は、様々なアプリケーションシナリオにおいて人間のようなインタラクションを提供するために、ダイアログシステムにとって不可欠である。
従来の対話システムは、匿名の会話データから共感的態度を学習することで、この目標を達成しようとした。
しかし,これらの手法が生み出す感情的反応は矛盾する可能性があり,ユーザエンゲージメントやサービス品質が低下する。
心理学的な知見は、人間の感情表現は性格特性に根ざしていることを示唆している。
そこで我々は,ダイアログシステムに付与された個性に基づいて感情を生成するための新たなタスクであるパーソナリティ影響感情生成を提案し,さらに,パーソナリティ影響感情遷移による解決について検討する。
具体的には、感情とパーソナリティのアノテーションを備えた毎日のダイアログデータセット、Personality EmotionLines Dataset(PELD)を構築する。
そして,その課題,すなわち(1)個性と感情的要因を不均一に統合し,(2)対話場面における多粒性感情情報を抽出する。
最後に、ダイアログシステムにおける気分遷移過程をシミュレートし、上記の課題を解決することによって、人格を遷移重みとしてモデル化することを提案する。
PELDを用いた評価実験を行った。
その結果,感情生成性能はマクロF1では13%,重み付きF1では5%向上することが示唆された。
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