論文の概要: Building a controlled-NOT gate between polarization and frequency
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.07317v1
- Date: Wed, 10 Apr 2024 19:31:06 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-12 15:38:10.734756
- Title: Building a controlled-NOT gate between polarization and frequency
- Title(参考訳): 分極と周波数の間に制御NOTゲートを構築する
- Authors: Hsuan-Hao Lu, Joseph M. Lukens, Muneer Alshowkan, Brian T. Kirby, Nicholas A. Peters,
- Abstract要約: 我々は、分極と周波数DoF間のCNOT演算を考案し、実現した。
単一光子中の4つのベル状態全てを合成することにより,この操作の有効性を検証した。
このデモは、これらの2つの重要なDoF間の超絡み合いを操作するための新しい道を開く。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.5646167527990591
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: By harnessing multiple degrees of freedom (DoFs) within a single photon, controlled quantum unitaries, such as the two-qubit controlled-NOT (CNOT) gate, play a pivotal role in advancing quantum communication protocols like dense coding and entanglement distillation. In this work, we devise and realize a CNOT operation between polarization and frequency DoFs by exploiting directionally dependent electro-optic phase modulation within a fiber Sagnac loop. Alongside computational basis measurements, we validate the effectiveness of this operation through the synthesis of all four Bell states in a single photon, all with fidelities greater than 98%. This demonstration opens new avenues for manipulating hyperentanglement across these two crucial DoFs, marking a foundational step toward leveraging polarization-frequency resources in fiber networks for future quantum applications.
- Abstract(参考訳): 単一光子内で複数の自由度(DoF)を利用することにより、2量子制御NOT(CNOT)ゲートのような制御された量子ユニタリは、密度符号化や絡み合い蒸留のような量子通信プロトコルの進展において重要な役割を果たす。
本研究では、ファイバサニャックループ内の方向依存型電気光学位相変調を利用して、偏光と周波数DoF間のCNOT動作を考案し、実現した。
計算ベース測定の他に、単一光子中の4つのベル状態全てを98%以上の忠実度で合成することで、この操作の有効性を検証する。
このデモンストレーションは、これらの2つの重要なDoF間でのハイパーエンタングルメントを操作するための新しい道を開き、将来の量子応用のためにファイバネットワークにおける偏光周波数リソースを活用するための基礎的なステップとなる。
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