論文の概要: LogicBench: Towards Systematic Evaluation of Logical Reasoning Ability of Large Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.15522v2
- Date: Thu, 6 Jun 2024 08:15:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-07 20:33:09.152765
- Title: LogicBench: Towards Systematic Evaluation of Logical Reasoning Ability of Large Language Models
- Title(参考訳): LogicBench:大規模言語モデルの論理推論能力の体系的評価を目指して
- Authors: Mihir Parmar, Nisarg Patel, Neeraj Varshney, Mutsumi Nakamura, Man Luo, Santosh Mashetty, Arindam Mitra, Chitta Baral,
- Abstract要約: 最近開発された大規模言語モデル (LLM) は、幅広い言語理解タスクにおいて非常によく機能することが示されている。
しかし、それらは自然言語に対して本当に「理性」があるのだろうか?
この疑問は研究の注目を集めており、コモンセンス、数値、定性的など多くの推論技術が研究されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 52.03659714625452
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recently developed large language models (LLMs) have been shown to perform remarkably well on a wide range of language understanding tasks. But, can they really "reason" over the natural language? This question has been receiving significant research attention and many reasoning skills such as commonsense, numerical, and qualitative have been studied. However, the crucial skill pertaining to 'logical reasoning' has remained underexplored. Existing work investigating this reasoning ability of LLMs has focused only on a couple of inference rules (such as modus ponens and modus tollens) of propositional and first-order logic. Addressing the above limitation, we comprehensively evaluate the logical reasoning ability of LLMs on 25 different reasoning patterns spanning over propositional, first-order, and non-monotonic logics. To enable systematic evaluation, we introduce LogicBench, a natural language question-answering dataset focusing on the use of a single inference rule. We conduct detailed analysis with a range of LLMs such as GPT-4, ChatGPT, Gemini, Llama-2, and Mistral using chain-of-thought prompting. Experimental results show that existing LLMs do not fare well on LogicBench; especially, they struggle with instances involving complex reasoning and negations. Furthermore, they sometimes overlook contextual information necessary for reasoning to arrive at the correct conclusion. We believe that our work and findings facilitate future research for evaluating and enhancing the logical reasoning ability of LLMs. Data and code are available at https://github.com/Mihir3009/LogicBench.
- Abstract(参考訳): 最近開発された大規模言語モデル (LLM) は、幅広い言語理解タスクにおいて非常によく機能することが示されている。
しかし、それらは自然言語に対して本当に「理性」があるのだろうか?
この疑問は研究の注目を集めており、コモンセンス、数値、定性的など多くの推論技術が研究されている。
しかし、「論理的推論」にまつわる重要な技術はいまだ未解明のままである。
LLMのこの推論能力を研究する既存の研究は、命題論理と一階述語論理のいくつかの推論規則(modus ponensやmodus tollensなど)にのみ焦点を当てている。
上記の制限に対処し、命題論理、一階論理、非単調論理にまたがる25の異なる推論パターンにおけるLLMの論理的推論能力を総合的に評価する。
体系的な評価を可能にするために,1つの推論規則の使用に着目した自然言語質問回答データセットであるLogicBenchを紹介する。
GPT-4, ChatGPT, Gemini, Llama-2, MistralなどのLLMをチェーン・オブ・シークレット・プロンプトを用いて詳細な解析を行った。
実験の結果,既存の LLM は LogicBench をうまく利用していないことが明らかとなった。
さらに、正しい結論に達するための推論に必要な文脈情報も見落としてしまうことがある。
我々は, LLMの論理的推論能力の評価と向上のために, 今後の研究を促進すると信じている。
データとコードはhttps://github.com/Mihir3009/LogicBench.comで入手できる。
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