論文の概要: Bayesian Optimization with LLM-Based Acquisition Functions for Natural Language Preference Elicitation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.00981v2
- Date: Tue, 20 Aug 2024 03:15:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-21 19:59:41.054005
- Title: Bayesian Optimization with LLM-Based Acquisition Functions for Natural Language Preference Elicitation
- Title(参考訳): LLMに基づく自然言語推論抽出のためのベイズ最適化
- Authors: David Eric Austin, Anton Korikov, Armin Toroghi, Scott Sanner,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)は、完全な自然言語(NL)PE対話を可能にする。
ユーザの好みの発話とNL項目記述の間で自然言語推論(NLI)を利用する新しいNL-PEアルゴリズムであるPEBOLを提案する。
PEBOLは最大0.27のMRR@10を達成できるのに対し、最高のモノリシックLCMベースラインのMRR@10は0.17のMRR@10を達成できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 18.550311424902358
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Designing preference elicitation (PE) methodologies that can quickly ascertain a user's top item preferences in a cold-start setting is a key challenge for building effective and personalized conversational recommendation (ConvRec) systems. While large language models (LLMs) enable fully natural language (NL) PE dialogues, we hypothesize that monolithic LLM NL-PE approaches lack the multi-turn, decision-theoretic reasoning required to effectively balance the exploration and exploitation of user preferences towards an arbitrary item set. In contrast, traditional Bayesian optimization PE methods define theoretically optimal PE strategies, but cannot generate arbitrary NL queries or reason over content in NL item descriptions -- requiring users to express preferences via ratings or comparisons of unfamiliar items. To overcome the limitations of both approaches, we formulate NL-PE in a Bayesian Optimization (BO) framework that seeks to actively elicit NL feedback to identify the best recommendation. Key challenges in generalizing BO to deal with natural language feedback include determining: (a) how to leverage LLMs to model the likelihood of NL preference feedback as a function of item utilities, and (b) how to design an acquisition function for NL BO that can elicit preferences in the infinite space of language. We demonstrate our framework in a novel NL-PE algorithm, PEBOL, which uses: 1) Natural Language Inference (NLI) between user preference utterances and NL item descriptions to maintain Bayesian preference beliefs, and 2) BO strategies such as Thompson Sampling (TS) and Upper Confidence Bound (UCB) to steer LLM query generation. We numerically evaluate our methods in controlled simulations, finding that after 10 turns of dialogue, PEBOL can achieve an MRR@10 of up to 0.27 compared to the best monolithic LLM baseline's MRR@10 of 0.17, despite relying on earlier and smaller LLMs.
- Abstract(参考訳): コールドスタート設定でユーザのトップ項目の嗜好を迅速に確認できるPE手法の設計は、効果的でパーソナライズされた会話レコメンデーション(ConvRec)システムを構築する上で重要な課題である。
大規模言語モデル (LLM) は, 完全な自然言語(NL) PE対話を可能にするが, 任意の項目に対するユーザの嗜好の探索と活用を効果的に行うために, モノリシックLLM NL-PEアプローチにはマルチターン, 決定論的推論が欠如していると仮定する。
対照的に、従来のベイズ最適化PEメソッドは理論上最適なPE戦略を定義するが、NL項目記述のコンテンツよりも任意のNLクエリや理由を生成することはできない。
両手法の限界を克服するため,ベイズ最適化(BO)フレームワークでNL-PEを定式化し,NLフィードバックを積極的に活用し,最適な推奨事項を特定する。
自然言語のフィードバックを扱うためのBOの一般化における主な課題は、以下のとおりである。
(a)品物事業の機能としてのNL選好フィードバックの可能性をモデル化するためのLCMの活用方法、及び
(b)無限の言語空間における嗜好を引き出すことができるNL BOの取得関数を設計する方法。
我々は,新しいNL-PEアルゴリズム PEBOL で本フレームワークを実証する。
1) ベイズ的嗜好の信念を維持するために,ユーザの嗜好発話とNL項目記述との間の自然言語推論(NLI)
2)トンプソンサンプリング (TS) やアッパー信頼境界 (UCB) などのBO戦略を用いてLCMクエリ生成を行う。
制御されたシミュレーションにおいて, PEBOLは10回対話した後, 最良モノリシックなLLMベースラインであるMRR@10の0.17に比べて最大0.27のMRR@10を達成できることがわかった。
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