論文の概要: Identifying Key Terms in Prompts for Relevance Evaluation with GPT Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.06931v1
- Date: Sat, 11 May 2024 06:30:13 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-11 00:30:29.324404
- Title: Identifying Key Terms in Prompts for Relevance Evaluation with GPT Models
- Title(参考訳): GPTモデルによる関連性評価のためのプロンプトにおけるキーワードの同定
- Authors: Jaekeol Choi,
- Abstract要約: 本研究の目的は,大規模言語モデルを用いて,どの特定の用語が肯定的あるいは否定的に関連性評価に影響を及ぼすかを明らかにすることである。
これらのプロンプトの性能を、少数ショットとゼロショットの両方の設定で比較することにより、プロンプトにおける特定の用語の影響を分析する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.1965844936801802
- License:
- Abstract: Relevance evaluation of a query and a passage is essential in Information Retrieval (IR). Recently, numerous studies have been conducted on tasks related to relevance judgment using Large Language Models (LLMs) such as GPT-4, demonstrating significant improvements. However, the efficacy of LLMs is considerably influenced by the design of the prompt. The purpose of this paper is to identify which specific terms in prompts positively or negatively impact relevance evaluation with LLMs. We employed two types of prompts: those used in previous research and generated automatically by LLMs. By comparing the performance of these prompts in both few-shot and zero-shot settings, we analyze the influence of specific terms in the prompts. We have observed two main findings from our study. First, we discovered that prompts using the term answerlead to more effective relevance evaluations than those using relevant. This indicates that a more direct approach, focusing on answering the query, tends to enhance performance. Second, we noted the importance of appropriately balancing the scope of relevance. While the term relevant can extend the scope too broadly, resulting in less precise evaluations, an optimal balance in defining relevance is crucial for accurate assessments. The inclusion of few-shot examples helps in more precisely defining this balance. By providing clearer contexts for the term relevance, few-shot examples contribute to refine relevance criteria. In conclusion, our study highlights the significance of carefully selecting terms in prompts for relevance evaluation with LLMs.
- Abstract(参考訳): クエリとパスの関連性評価は、情報検索(IR)において不可欠である。
近年, GPT-4 などの大規模言語モデル (LLM) を用いて, 関連判断に関わる課題について多くの研究が行われ, 大幅な改善が示されている。
しかし, LLMsの有効性はプロンプトの設計に大きく影響されている。
本研究の目的は,LLMを用いた評価において,どの特定の用語が肯定的あるいは否定的に影響を及ぼすかを明らかにすることである。
従来の研究で用いたプロンプトとLLMによる自動生成の2種類のプロンプトを用いた。
これらのプロンプトの性能を、少数ショットとゼロショットの両方の設定で比較することにより、プロンプトにおける特定の用語の影響を分析する。
我々は本研究から2つの主要な所見を観察した。
まず, 「回答」という用語が, 関連するものよりも, より効果的な関連性評価に結びつくことを発見した。
これは、クエリの回答に重点を置くより直接的なアプローチが、パフォーマンスを向上させる傾向があることを示している。
第2に、関係性の範囲を適切にバランスさせることの重要性について言及した。
関連する用語は範囲を広範に拡張し、精度の低い評価をもたらすが、関連性を定義するための最適なバランスは、正確な評価には不可欠である。
わずかな例を含むことは、このバランスをより正確に定義するのに役立ちます。
用語の関連性についてより明確なコンテキストを提供することによって、いくつかの例が関連性基準の洗練に寄与する。
結論として,本研究は,LLMによる関連性評価の促しとして,用語の選択を慎重に行うことの重要性を強調した。
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