論文の概要: Interferometric Purcell suppression of spontaneous emission in a superconducting qubit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.10107v1
- Date: Thu, 16 May 2024 14:01:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-17 14:02:34.242071
- Title: Interferometric Purcell suppression of spontaneous emission in a superconducting qubit
- Title(参考訳): 超伝導量子ビットにおける自然放出のインターフェロメトリパーセル抑制
- Authors: Alec Yen, Yufeng Ye, Kaidong Peng, Jennifer Wang, Gregory Cunningham, Michael Gingras, Bethany M. Niedzielski, Hannah Stickler, Kyle Serniak, Mollie E. Schwartz, Kevin P. O'Brien,
- Abstract要約: 超伝導量子ビットでは、高速な分散測定とリセットを実現するために自然放出の抑制が不可欠である。
我々は, 破壊干渉により, クビットモードのフィードラインへの共振器による減衰を抑制することができることを示した。
この"インターフェロメトリパーセルフィルタ"は、専用フィルタコンポーネントやフィードラインのインピーダンスミスマッチを必要としない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.264154493360234
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In superconducting qubits, suppression of spontaneous emission is essential to achieve fast dispersive measurement and reset without sacrificing qubit lifetime. We show that resonator-mediated decay of the qubit mode to the feedline can be suppressed using destructive interference, where the readout resonator is coupled to the feedline at two points. This "interferometric Purcell filter" does not require dedicated filter components or impedance mismatch in the feedline, making it suitable for applications such as all-pass readout. We design and fabricate a device with the proposed scheme and demonstrate suppression of resonator-mediated decay that exceeds 2 orders of magnitude over a bandwidth of 400 MHz.
- Abstract(参考訳): 超伝導量子ビットでは、自発放出の抑制は、量子ビット寿命を犠牲にすることなく、高速な分散測定とリセットを実現するために不可欠である。
フィードラインに対する共振器によるクビットモードの減衰は、リードアウト共振器がフィードラインに2つの点で結合する破壊的干渉によって抑制できることを示す。
この"インターフェロメトリパーセルフィルタ"は、フィードラインに専用のフィルタコンポーネントやインピーダンスミスマッチを必要としないため、オールパス読み出しのようなアプリケーションに適している。
提案方式を用いてデバイスの設計と製造を行い,400MHz帯で2桁を超える共振器による減衰の抑制を実証する。
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