論文の概要: OLAPH: Improving Factuality in Biomedical Long-form Question Answering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.12701v1
- Date: Tue, 21 May 2024 11:50:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-22 13:39:22.790529
- Title: OLAPH: Improving Factuality in Biomedical Long-form Question Answering
- Title(参考訳): OLAPH: バイオメディカルロングフォーム質問応答におけるファクタリティ向上
- Authors: Minbyul Jeong, Hyeon Hwang, Chanwoong Yoon, Taewhoo Lee, Jaewoo Kang,
- Abstract要約: MedLFQAは、バイオメディカルドメインに関連する長文質問回答データセットを用いて再構成されたベンチマークデータセットである。
また,自動評価による現実性向上を実現するための,シンプルで斬新なフレームワークであるOLAPHを提案する。
以上の結果から,OLAPHフレームワークでトレーニングした7B LLMでは,医療専門家の回答に匹敵する回答が得られた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.585833125854418
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In the medical domain, numerous scenarios necessitate the long-form generation ability of large language models (LLMs). Specifically, when addressing patients' questions, it is essential that the model's response conveys factual claims, highlighting the need for an automated method to evaluate those claims. Thus, we introduce MedLFQA, a benchmark dataset reconstructed using long-form question-answering datasets related to the biomedical domain. We use MedLFQA to facilitate the automatic evaluations of factuality. We also propose OLAPH, a simple and novel framework that enables the improvement of factuality through automatic evaluations. The OLAPH framework iteratively trains LLMs to mitigate hallucinations using sampling predictions and preference optimization. In other words, we iteratively set the highest-scoring response as a preferred response derived from sampling predictions and train LLMs to align with the preferred response that improves factuality. We highlight that, even on evaluation metrics not used during training, LLMs trained with our OLAPH framework demonstrate significant performance improvement in factuality. Our findings reveal that a 7B LLM trained with our OLAPH framework can provide long answers comparable to the medical experts' answers in terms of factuality. We believe that our work could shed light on gauging the long-text generation ability of LLMs in the medical domain. Our code and datasets are available at https://github.com/dmis-lab/OLAPH}{https://github.com/dmis-lab/OLAPH.
- Abstract(参考訳): 医学領域では、多数のシナリオが大きな言語モデル(LLM)の長文生成能力を必要とする。
具体的には、患者の質問に対処する際には、モデルが実際の主張を伝達し、これらの主張を評価するための自動手法の必要性を強調することが不可欠である。
そこで本研究では,バイオメディカルドメインに関連する長文質問回答データセットを用いて再構成したベンチマークデータセットであるMedLFQAを紹介する。
我々は,MedLFQAを用いて事実自動評価を行う。
また,自動評価による現実性向上を実現するための,シンプルで斬新なフレームワークであるOLAPHを提案する。
OLAPHフレームワークは、サンプリング予測と選好最適化を使用して幻覚を軽減するためにLCMを反復的に訓練する。
言い換えれば、最も高いスコアング応答をサンプリング予測から導かれる優先応答として反復的に設定し、現実性を改善するための優先応答と整合するようにLLMを訓練する。
トレーニング中に使用されていない評価指標においても,OLAPHフレームワークでトレーニングしたLCMは,現実性において顕著なパフォーマンス向上を示す。
以上の結果から,OLAPHフレームワークでトレーニングした7B LLMでは,医療専門家の回答に匹敵する回答が得られた。
医療分野におけるLLMの長文生成能力の育成に光を当てる可能性があると我々は信じている。
私たちのコードとデータセットはhttps://github.com/dmis-lab/OLAPH}{https://github.com/dmis-lab/OLAPHで公開されています。
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