論文の概要: Aligning Large Language Models with Self-generated Preference Data
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.04412v1
- Date: Thu, 6 Jun 2024 18:01:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-10 18:39:07.945516
- Title: Aligning Large Language Models with Self-generated Preference Data
- Title(参考訳): 自己生成選好データを用いた大規模言語モデルの調整
- Authors: Dongyoung Kim, Kimin Lee, Jinwoo Shin, Jaehyung Kim,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)と人間の嗜好との整合性を高める新しいフレームワークを提案する。
私たちのキーとなるアイデアは、小さな(種)データの中で人間の事前知識を活用することです。
本稿では,ノイズ認識型選好学習アルゴリズムを導入し,生成した選好データにおける品質低下のリスクを軽減する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 72.99676237703099
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Aligning large language models (LLMs) with human preferences becomes a key component to obtaining state-of-the-art performance, but it yields a huge cost to construct a large human-annotated preference dataset. To tackle this problem, we propose a new framework that boosts the alignment of LLMs through Self-generated Preference data (Selfie) using only a very small amount of human-annotated preference data. Our key idea is leveraging the human prior knowledge within the small (seed) data and progressively improving the alignment of LLM, by iteratively generating the responses and learning from them with the self-annotated preference data. To be specific, we propose to derive the preference label from the logits of LLM to explicitly extract the model's inherent preference. Compared to the previous approaches using external reward models or implicit in-context learning, we observe that the proposed approach is significantly more effective. In addition, we introduce a noise-aware preference learning algorithm to mitigate the risk of low quality within generated preference data. Our experimental results demonstrate that the proposed framework significantly boosts the alignment of LLMs. For example, we achieve superior alignment performance on AlpacaEval 2.0 with only 3.3\% of the ground-truth preference labels in the Ultrafeedback data compared to the cases using the entire data or state-of-the-art baselines.
- Abstract(参考訳): 人間の好みを持つ大規模言語モデル(LLM)のアライメントは、最先端のパフォーマンスを得るために重要な要素となるが、人間に注釈付けされた大規模な嗜好データセットを構築するのに膨大なコストがかかる。
この問題に対処するために,ごく少量の人手による嗜好データのみを用いて,自己生成した選好データ(Selfie)を通してLLMのアライメントを高める新しいフレームワークを提案する。
我々のキーとなるアイデアは、小さな(種)データ内の人間の事前知識を活用し、反復的に応答を生成し、自己注釈付き嗜好データから学習することで、LCMのアライメントを徐々に改善することである。
具体的には、LLMのロジットから選好ラベルを導出し、モデル固有の選好を明示的に抽出することを提案する。
外部報酬モデルや暗黙の文脈内学習を用いた従来の手法と比較して,提案手法の方がはるかに効果的であることがわかった。
さらに,ノイズ認識型選好学習アルゴリズムを導入し,生成した選好データにおける品質低下のリスクを軽減する。
実験の結果,提案手法はLLMのアライメントを著しく向上させることがわかった。
例えば、AlpacaEval 2.0におけるアライメント性能は、Ultrafeedbackデータにおいて、全データや最先端のベースラインを使用する場合と比較して、3.3倍にしか達しない。
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