論文の概要: Exploring Safety-Utility Trade-Offs in Personalized Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.11107v1
- Date: Mon, 17 Jun 2024 00:17:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-18 18:53:41.117103
- Title: Exploring Safety-Utility Trade-Offs in Personalized Language Models
- Title(参考訳): パーソナライズド言語モデルにおける安全・実用取引の探索
- Authors: Anvesh Rao Vijjini, Somnath Basu Roy Chowdhury, Snigdha Chaturvedi,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)はパーソナライズバイアスに悩まされており、ユーザのアイデンティティにパーソナライズされた場合のパフォーマンスに影響を及ぼす。
安全性と実用性という2つの軸に沿ってLLMの性能を評価することにより、パーソナライズバイアスを定量化する。
我々は、嗜好調整とプロンプトベースディフェンスを用いたパーソナライズバイアスを軽減するためのいくつかの戦略について議論する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 26.792174008353008
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As large language models (LLMs) become increasingly integrated into daily applications, it is essential to ensure they operate fairly across diverse user demographics. In this work, we show that LLMs suffer from personalization bias, where their performance is impacted when they are personalized to a user's identity. We quantify personalization bias by evaluating the performance of LLMs along two axes - safety and utility. We measure safety by examining how benign LLM responses are to unsafe prompts with and without personalization. We measure utility by evaluating the LLM's performance on various tasks, including general knowledge, mathematical abilities, programming, and reasoning skills. We find that various LLMs, ranging from open-source models like Llama (Touvron et al., 2023) and Mistral (Jiang et al., 2023) to API-based ones like GPT-3.5 and GPT-4o (Ouyang et al., 2022), exhibit significant variance in performance in terms of safety-utility trade-offs depending on the user's identity. Finally, we discuss several strategies to mitigate personalization bias using preference tuning and prompt-based defenses.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)が日々のアプリケーションにますます統合されるにつれて、多様なユーザ層にわたって、それらが適切に動作することを保証することが不可欠である。
本研究では,LLMがパーソナライズバイアスに悩まされ,ユーザのアイデンティティにパーソナライズされた場合のパフォーマンスに影響を及ぼすことを示す。
安全性と実用性という2つの軸に沿ってLLMの性能を評価することにより、パーソナライズバイアスを定量化する。
我々は、パーソナライズなしで、安全でないプロンプトに対する良識あるLLM応答がどのように安全であるかを調べることで安全性を測定する。
汎用知識,数学的能力,プログラミング,推論能力など,様々なタスクにおいてLLMの性能を評価することで,実用性を評価する。
Llama (Touvron et al , 2023) や Mistral (Jiang et al , 2023) のようなオープンソースのモデルから GPT-3.5 や GPT-4o (Ouyang et al , 2022) のような API ベースのモデルまで,ユーザアイデンティティによる安全性と実用性のトレードオフの観点からは,さまざまな LLM がパフォーマンスに有意なばらつきを示すことがわかった。
最後に、嗜好調整とプロンプトベースディフェンスを用いたパーソナライズバイアスを軽減するためのいくつかの戦略について議論する。
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