論文の概要: Photon number distribution of squeezed light from a silicon nitride microresonator measured without photon number resolving detectors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.13406v1
- Date: Wed, 19 Jun 2024 09:54:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-21 20:12:53.184052
- Title: Photon number distribution of squeezed light from a silicon nitride microresonator measured without photon number resolving detectors
- Title(参考訳): 光子数分解検出器を使わずに測定した窒化ケイ素マイクロ共振器からの励起光の光子数分布
- Authors: Emanuele Brusaschi, Massimo Borghi, Marcello Bacchi, Marco Liscidini, Matteo Galli, Daniele Bajoni,
- Abstract要約: 光子数分布(PND)は、基本的および技術的関連性の非古典性のメトリクスを抽出することができる。
本研究では、しきい値検出器と可変光減衰を用いた窒化ケイ素マイクロ共振器から発生する2モードパルス励起光のPNDを再構成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The measurement of the photon number distribution (PND) allows one to extract metrics of non-classicality of fundamental and technological relevance, but in principle it requires the use of detectors with photon number resolving (PNR) capabilities.In this work we reconstruct the PND of two-mode pulsed squeezed light generated from a silicon nitride microresonator using threshold detectors and variable optical attenuations. The PNDs are characterized up to 1.2 photons/pulse, through which we extracted an on-chip squeezing level of 6.2(2) dB and a noise reduction factor of -3.8(2) dB. The PNDs are successfully reconstructed up to an Hilbert space dimension of 6x6. The analysis performed on the photon-number basis allows us to characterize the influence of a spurious thermal background field that spoils the photon number correlations. We evaluate the impact of self and cross phase modulation on the generation efficiency in case of a pulsed pump, and validate the results through numerical simulations of the master equation of the system.
- Abstract(参考訳): 光子数分布(PND)の測定により、基本的および技術的関連性の非古典性の指標を抽出できるが、原理的には光子数分解能を持つ検出器(PNR)を用いる必要がある。
PNDは最大1.2光子/パルスで特徴づけられ、オンチップのスクイーズレベル6.2(2)dBとノイズ低減係数3.8(2)dBを抽出した。
PND はヒルベルト空間次元 6x6 までうまく再構成される。
光子数に基づく解析により,光子数相関を損なうスプリアス熱背景場の影響を特徴付けることができる。
パルスポンプの場合, 自己・相互位相変調が生成効率に与える影響を評価し, システムの主方程式の数値シミュレーションによる結果の検証を行った。
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