論文の概要: Spin torque driven electron paramagnetic resonance of a single spin in a pentacene molecule
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.17522v1
- Date: Tue, 25 Jun 2024 13:03:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-26 14:20:18.405611
- Title: Spin torque driven electron paramagnetic resonance of a single spin in a pentacene molecule
- Title(参考訳): スピントルクによるペンタセン分子の単一スピンの電子常磁性共鳴
- Authors: Stepan Kovarik, Richard Schlitz, Aishwarya Vishwakarma, Dominic Ruckert, Pietro Gambardella, Sebastian Stepanow,
- Abstract要約: 高周波スピン偏極電流による単一スピンのコヒーレント駆動を実証する。
電子常磁性共鳴の励起により、スピントルクによる単一スピンの動的制御を確立した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Control over quantum systems is typically achieved by time-dependent electric or magnetic fields. Alternatively, electronic spins can be controlled by spin-polarized currents. Here we demonstrate coherent driving of a single spin by a radiofrequency spin-polarized current injected from the tip of a scanning tunneling microscope into an organic molecule. With the excitation of electron paramagnetic resonance, we established dynamic control of single spins by spin torque using a local electric current. In addition our work highlights the dissipative action of the spin-transfer torque, in contrast to the nondissipative action of the magnetic field, which allows for the manipulation of individual spins based on controlled decoherence.
- Abstract(参考訳): 量子系の制御は通常、時間依存の電場または磁場によって達成される。
あるいは、電子スピンはスピン偏極電流によって制御できる。
ここでは、走査トンネル顕微鏡の先端から有機分子に注入された高周波スピン偏極電流による単一スピンのコヒーレント駆動を実証する。
電子常磁性共鳴の励起により、局所電流を用いたスピントルクによる単一スピンの動的制御を確立した。
さらに、制御されたデコヒーレンスに基づく個々のスピンの操作を可能にする磁場の非散逸作用とは対照的に、スピン移動トルクの散逸作用を強調した。
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