論文の概要: Sunburst quantum Ising battery
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.18258v1
- Date: Wed, 26 Jun 2024 11:10:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-27 13:49:09.592784
- Title: Sunburst quantum Ising battery
- Title(参考訳): サンバースト量子イジング電池
- Authors: Akash Mitra, Shashi C. L. Srivastava,
- Abstract要約: 最近提案されたサンバースト量子イジングモデルにおけるエネルギー伝達過程について検討した。
量子電池のこのモデルでは、電池と充電器の結合がエルゴトロピーの最適化に利用できることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study the energy transfer process in the recently proposed sunburst quantum Ising model, which consists of two interacting integrable systems: a transverse Ising chain with a very small transverse field and a finite number of external isolated qubits. We show that in this model of the quantum battery, coupling between the battery and charger can be used to optimize the ergotropy, which is the maximum amount of energy that can be extracted from the battery. At the same time, maximum charging power increases with the coupling strength, allowing for the simultaneous optimization of both ergotropy and charging power in the strong coupling limit. Furthermore, we show that both ergotropy and charging power are independent of the initial state of the charger.
- Abstract(参考訳): 我々は最近提案されたサンバースト量子イジングモデルにおいて、非常に小さな横磁場を持つ横イジング鎖と有限個の外部孤立量子ビットからなる2つの相互作用可能な可積分系からなるエネルギー伝達過程について検討した。
量子電池のこのモデルでは、電池と充電器の結合は、電池から抽出できる最大エネルギー量であるエルゴトロピーの最適化に利用できることを示す。
同時に、最大充電電力は結合強度とともに増大し、強い結合限界におけるエルゴトロピーと充電電力の同時最適化が可能となる。
さらに、エルゴトロピーと充電パワーは、充電器の初期状態とは独立であることを示す。
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