論文の概要: Towards a Formal Characterization of User Simulation Objectives in Conversational Information Access
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.19007v1
- Date: Thu, 27 Jun 2024 08:46:41 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-10 21:11:28.561662
- Title: Towards a Formal Characterization of User Simulation Objectives in Conversational Information Access
- Title(参考訳): 対話型情報アクセスにおけるユーザシミュレーション対象の形式的特徴化に向けて
- Authors: Nolwenn Bernard, Krisztian Balog,
- Abstract要約: ユーザシミュレーションは、会話情報アクセスエージェントを自動訓練し、評価するための有望なアプローチである。
トレーニングは実際のユーザとの行動類似性を最大化することを目的としており、評価は現実世界の会話エージェントのパフォーマンスの正確な予測に焦点を当てている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.54070473873364
- License:
- Abstract: User simulation is a promising approach for automatically training and evaluating conversational information access agents, enabling the generation of synthetic dialogues and facilitating reproducible experiments at scale. However, the objectives of user simulation for the different uses remain loosely defined, hindering the development of effective simulators. In this work, we formally characterize the distinct objectives for user simulators: training aims to maximize behavioral similarity to real users, while evaluation focuses on the accurate prediction of real-world conversational agent performance. Through an empirical study, we demonstrate that optimizing for one objective does not necessarily lead to improved performance on the other. This finding underscores the need for tailored design considerations depending on the intended use of the simulator. By establishing clear objectives and proposing concrete measures to evaluate user simulators against those objectives, we pave the way for the development of simulators that are specifically tailored to their intended use, ultimately leading to more effective conversational agents.
- Abstract(参考訳): ユーザシミュレーションは、対話情報アクセスエージェントを自動訓練し、評価するための有望なアプローチであり、合成対話の生成を可能にし、大規模に再現可能な実験を容易にする。
しかし, ユーザシミュレーションの目的は未定義のままであり, 効果的なシミュレータの開発を妨げている。
本研究では,実際のユーザに対する行動類似性を最大化し,実際の会話エージェントのパフォーマンスを正確に予測することを目的としたトレーニングを行う。
実証実験により,一方の目的の最適化が他方の性能向上につながるとは限らないことを示した。
この発見は、シミュレータの意図された使用に依存して、設計の調整の必要性を浮き彫りにしている。
明確な目的を定め,それらの目的に対してユーザシミュレータを評価するための具体的な対策を提案することによって,特定の目的に合わせたシミュレータの開発を図り,最終的にはより効果的な対話エージェントへと繋がる。
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