論文の概要: Practical asynchronous measurement-device-independent quantum key distribution with advantage distillation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.03980v1
- Date: Thu, 4 Jul 2024 14:51:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-08 17:33:44.120004
- Title: Practical asynchronous measurement-device-independent quantum key distribution with advantage distillation
- Title(参考訳): 有効蒸留による非同期計測・デバイス非依存量子鍵分布の実用化
- Authors: Di Luo, Xin Liu, Kaibiao Qin, Zhenrong Zhang, Kejin Wei,
- Abstract要約: アドバンスト蒸留法は量子鍵分布(QKD)の性能向上に有効であることが証明された。
我々は最近提案された非同期計測デバイス非依存QKDプロトコルにAD法を導入し、有限キー効果を考慮した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.015042032657332
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: The advantage distillation (AD) method has proven effective in improving the performance of quantum key distribution (QKD). In this paper, we introduce the AD method into a recently proposed asynchronous measurement-device-independent (AMDI) QKD protocol, taking finite-key effects into account. Simulation results show that the AD method significantly enhances AMDIQKD, e.g., extending the transmission distance by 16 km with a total pulse count of N = 7.24*10^13, and enables AMDI-QKD, previously unable to generate keys, to generate keys with a misalignment error rate of 10%. As the AD method can be directly integrated into the current system through refined post-processing, our results facilitate the practical implementation of AMDI-QKD in various applications, particularly in scenarios with high channel losses and misalignment errors.
- Abstract(参考訳): アドバンスト蒸留(AD)法は量子鍵分布(QKD)の性能向上に有効であることが証明されている。
本稿では、最近提案された非同期計測デバイス非依存QKDプロトコルにAD法を導入し、有限キー効果を考慮に入れた。
シミュレーションの結果、AD法はAMDIQKD, eg を著しく向上させ、N = 7.24*10^13の総パルス数で送信距離を16km延長し、以前キーを生成できなかったAMDI-QKDを、誤調整エラー率10%のキー生成を可能にした。
改良された後処理によりAD法を現在のシステムに直接組み込むことができるため,本研究はAMDI-QKDを様々なアプリケーション、特にチャネル損失や誤調整エラーのシナリオで実践的に実装する上で有効である。
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