論文の概要: Towards Photon-Number-Encoded High-dimensional Entanglement from a Sequentially Excited Quantum Three-Level System
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.05902v1
- Date: Mon, 8 Jul 2024 13:09:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-09 15:40:39.099856
- Title: Towards Photon-Number-Encoded High-dimensional Entanglement from a Sequentially Excited Quantum Three-Level System
- Title(参考訳): 逐次励起量子3レベル系からの光子核符号化高次元エンタングルメントに向けて
- Authors: Daniel A. Vajner, Nils D. Kewitz, Martin von Helversen, Stephen C. Wein, Yusuf Karli, Florian Kappe, Vikas Remesh, Saimon F. Covre da Silva, Armando Rastelli, Gregor Weihs, Carlos Anton-Solanas, Tobias Heindel,
- Abstract要約: 固体3レベル系の逐次2光子共鳴励起過程の実験的実装について報告する。
結果として生じる光状態は、光子数で符号化された時間とエネルギーの絡み合いを示す。
生成した状態の絡み合い構造を部分的に取り出すことができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The sequential resonant excitation of a 2-level quantum system results in the emission of a state of light showing time-entanglement encoded in the photon-number-basis - notions that can be extended to 3-level quantum systems as discussed in a recent proposal. Here, we report the experimental implementation of a sequential two-photon resonant excitation process of a solid-state 3-level system, constituted by the biexciton-, exciton-, and ground-state of a semiconductor quantum dot. The resulting light state exhibits entanglement in time and energy, encoded in the photon-number basis, which could be used in quantum information applications, e.g., dense information encoding or quantum communication protocols. Performing energy- and time-resolved correlation experiments in combination with extensive theoretical modelling, we are able to partially retrieve the entanglement structure of the generated state.
- Abstract(参考訳): 2レベル量子系の逐次共鳴励起は、光子数基底に符号化された時間的絡み合いを示す光の状態の放出をもたらす。
本稿では,半導体量子ドットのバイエクシトン-,エキシトン-,基底状態で構成される固体3レベル系の2光子共振子励起過程を実験的に実装した。
結果として生じる光状態は、光子数ベースで符号化された時間とエネルギーの絡み合いを示し、密度の高い情報符号化や量子通信プロトコルなどの量子情報応用に利用することができる。
エネルギー-時間-解相関実験と広範な理論モデリングを組み合わせることで、生成した状態の絡み合い構造を部分的に取り出すことができる。
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