論文の概要: Refuse Whenever You Feel Unsafe: Improving Safety in LLMs via Decoupled Refusal Training
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.09121v1
- Date: Fri, 12 Jul 2024 09:36:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-15 23:57:34.219740
- Title: Refuse Whenever You Feel Unsafe: Improving Safety in LLMs via Decoupled Refusal Training
- Title(参考訳): 安全でないときはいつでもリユースする - 分離されたリファイントレーニングによるLCMの安全性向上
- Authors: Youliang Yuan, Wenxiang Jiao, Wenxuan Wang, Jen-tse Huang, Jiahao Xu, Tian Liang, Pinjia He, Zhaopeng Tu,
- Abstract要約: 本研究では,Large Language Models (LLMs) の安全性チューニングにおける重要なギャップについて考察する。
我々は,LLMに対して,いかなる応答位置においても有害なプロンプトへのコンプライアンスを拒否する権限を与える新しいアプローチであるDecoupled Refusal Training(DeRTa)を導入する。
DeRTaは、(1)安全応答の開始に有害な応答のセグメントを付加することにより、安全でないコンテンツを認識・回避するようモデルに訓練する、(1)有害応答前フィックスによる最大限の類似度推定、(2)有害応答の開始を通して潜在的害から安全拒絶へ継続的に移行する能力を持つ強化遷移最適化(RTO)という2つの新しいコンポーネントを組み込んでいる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 67.30423823744506
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: This study addresses a critical gap in safety tuning practices for Large Language Models (LLMs) by identifying and tackling a refusal position bias within safety tuning data, which compromises the models' ability to appropriately refuse generating unsafe content. We introduce a novel approach, Decoupled Refusal Training (DeRTa), designed to empower LLMs to refuse compliance to harmful prompts at any response position, significantly enhancing their safety capabilities. DeRTa incorporates two novel components: (1) Maximum Likelihood Estimation (MLE) with Harmful Response Prefix, which trains models to recognize and avoid unsafe content by appending a segment of harmful response to the beginning of a safe response, and (2) Reinforced Transition Optimization (RTO), which equips models with the ability to transition from potential harm to safety refusal consistently throughout the harmful response sequence. Our empirical evaluation, conducted using LLaMA3 and Mistral model families across six attack scenarios, demonstrates that our method not only improves model safety without compromising performance but also surpasses well-known models such as GPT-4 in defending against attacks. Importantly, our approach successfully defends recent advanced attack methods (e.g., CodeAttack) that have jailbroken GPT-4 and LLaMA3-70B-Instruct. Our code and data can be found at https://github.com/RobustNLP/DeRTa.
- Abstract(参考訳): 本研究では,大言語モデル(LLM)における安全チューニングの実践において,安全チューニングデータ内の拒絶位置バイアスを特定し,対処することにより,安全でないコンテンツの生成を適切に拒否するモデルの能力を損なう。
本稿では, LLM に対して, いかなる応答位置においても有害なプロンプトへのコンプライアンスを拒否し, 安全性を著しく向上させる新しいアプローチである Decoupled Refusal Training (DeRTa) を導入する。
DeRTaは,(1) 有害応答の開始に有害応答のセグメントを付加することにより,安全でないコンテンツの認識と回避をモデルに訓練する,(MLE) 有害応答列全体を通して潜在的障害から安全拒絶へ移行する能力を持つモデルを装備する強化遷移最適化(RTO) という2つの新しいコンポーネントを組み込んだ。
6つの攻撃シナリオにわたるLLaMA3およびMistralモデルファミリーを用いて実施した実証実験により,本手法は,性能を損なうことなくモデル安全性を向上するだけでなく,攻撃防御においてGPT-4などのよく知られたモデルを上回ることを実証した。
本手法は, GPT-4 と LLaMA3-70B-Instruct を併用した最近の攻撃手法 (CodeAttack など) を効果的に防御する。
コードとデータはhttps://github.com/RobustNLP/DeRTa.comで確認できます。
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