論文の概要: NeedleBench: Can LLMs Do Retrieval and Reasoning in 1 Million Context Window?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.11963v1
- Date: Tue, 16 Jul 2024 17:59:06 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-17 13:43:56.095593
- Title: NeedleBench: Can LLMs Do Retrieval and Reasoning in 1 Million Context Window?
- Title(参考訳): NeedleBench: LLMは100万のコンテキストウィンドウで検索と推論ができるか?
- Authors: Mo Li, Songyang Zhang, Yunxin Liu, Kai Chen,
- Abstract要約: NeedleBenchは、バイリンガルの長期コンテキスト能力を評価するための、徐々に難しいタスクからなるフレームワークである。
私たちはこのフレームワークを使って、主要なオープンソースモデルがその疑問に関連する重要な情報をどの程度正確に特定できるかを評価する。
本稿では,実世界の長文タスクに現れる可能性の高い論理的推論課題の複雑さを模倣するAncestral Trace Challengeを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 37.64593022203498
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In evaluating the long-context capabilities of large language models (LLMs), identifying content relevant to a user's query from original long documents is a crucial prerequisite for any LLM to answer questions based on long text. We present NeedleBench, a framework consisting of a series of progressively more challenging tasks for assessing bilingual long-context capabilities, spanning multiple length intervals (4k, 8k, 32k, 128k, 200k, 1000k, and beyond) and different depth ranges, allowing the strategic insertion of critical data points in different text depth zones to rigorously test the retrieval and reasoning capabilities of models in diverse contexts. We use the NeedleBench framework to assess how well the leading open-source models can identify key information relevant to the question and apply that information to reasoning in bilingual long texts. Furthermore, we propose the Ancestral Trace Challenge (ATC) to mimic the complexity of logical reasoning challenges that are likely to be present in real-world long-context tasks, providing a simple method for evaluating LLMs in dealing with complex long-context situations. Our results suggest that current LLMs have significant room for improvement in practical long-context applications, as they struggle with the complexity of logical reasoning challenges that are likely to be present in real-world long-context tasks. All codes and resources are available at OpenCompass: https://github.com/open-compass/opencompass.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル (LLM) の長文機能を評価する際には, ユーザのクエリに関連する内容を元の長文文書から識別することが, 長文に基づく質問に答える上で重要な前提条件である。
NeedleBenchは、複数の長さ間隔(4k, 8k, 32k, 18k, 200k, 1000kなど)と異なる深度範囲にまたがる、バイリンガルな長期コンテキスト能力を評価するための、より困難な一連のタスクからなるフレームワークである。
NeedleBenchフレームワークを使用して、主要なオープンソースモデルが質問に関連する重要な情報をどの程度正確に識別し、その情報をバイリンガル長文の推論に適用できるかを評価する。
さらに,現実の長コンテキストタスクに現れるであろう論理的推論課題の複雑さを模倣するAncestral Trace Challenge (ATC)を提案する。
この結果から,現在のLLMは実世界の長コンテキストタスクに現れるであろう論理的推論課題の複雑さに悩まされているため,実用的長期コンテキストアプリケーションにおいて大きな改善の余地があることが示唆された。
すべてのコードとリソースはOpenCompassで利用可能である。
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