論文の概要: Comprehensive Performance Evaluation of YOLOv10, YOLOv9 and YOLOv8 on Detecting and Counting Fruitlet in Complex Orchard Environments
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.12040v2
- Date: Thu, 18 Jul 2024 01:58:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-19 20:02:37.917367
- Title: Comprehensive Performance Evaluation of YOLOv10, YOLOv9 and YOLOv8 on Detecting and Counting Fruitlet in Complex Orchard Environments
- Title(参考訳): 複雑な果樹園環境における果汁の検出・計数におけるYOLOv10, YOLOv9, YOLOv8の総合的性能評価
- Authors: Ranjan Sapkota, Zhichao Meng, Dawood Ahmed, Martin Churuvija, Xiaoqiang Du, Zenghong Ma, Manoj Karkee,
- Abstract要約: 本研究は, 商業用果樹園における果肉検出のためのYOLOv8, YOLOv9, YOLOv10オブジェクト検出アルゴリズムのすべての構成の性能評価を行った。
YOLOv9 は mAP@50 で YOLOv10 と YOLOv8 を上回り、YOLOv10x は 精度とリコールでテストされた 17 の構成で YOLOv10x を上回ります。
YOLOv8nはテストされた全ての構成の中で最も高い推論速度を示し、処理時間は4.1ミリ秒に達した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9109149174920012
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: This study performed an extensive evaluation of the performances of all configurations of YOLOv8, YOLOv9, and YOLOv10 object detection algorithms for fruitlet (of green fruit) detection in commercial orchards. Additionally, this research performed and validated in-field counting of fruitlets using an iPhone and machine vision sensors in 5 different apple varieties (Scifresh, Scilate, Honeycrisp, Cosmic crisp & Golden delicious). This comprehensive investigation of total 17 different configurations (5 for YOLOv8, 6 for YOLOv9 and 6 for YOLOv10) revealed that YOLOv9 outperforms YOLOv10 and YOLOv8 in terms of mAP@50, while YOLOv10x outperformed all 17 configurations tested in terms of precision and recall. Specifically, YOLOv9 Gelan-e achieved the highest mAP@50 of 0.935, outperforming YOLOv10n's 0.921 and YOLOv8s's 0.924. In terms of precision, YOLOv10x achieved the highest precision of 0.908, indicating superior object identification accuracy compared to other configurations tested (e.g. YOLOv9 Gelan-c with a precision of 0.903 and YOLOv8m with 0.897. In terms of recall, YOLOv10s achieved the highest in its series (0.872), while YOLOv9 Gelan m performed the best among YOLOv9 configurations (0.899), and YOLOv8n performed the best among the YOLOv8 configurations (0.883). Meanwhile, three configurations of YOLOv10: YOLOv10b, YOLOv10l, and YOLOv10x achieved superior post-processing speeds of 1.5 milliseconds, outperforming all other configurations within the YOLOv9 and YOLOv8 families. Specifically, YOLOv9 Gelan-e recorded a post-processing speed of 1.9 milliseconds, and YOLOv8m achieved 2.1 milliseconds. Furthermore, YOLOv8n exhibited the highest inference speed among all configurations tested, achieving a processing time of 4.1 milliseconds while YOLOv9 Gelan-t and YOLOv10n also demonstrated comparatively slower inference speeds of 9.3 ms and 5.5 ms, respectively.
- Abstract(参考訳): 本研究は, 商業用果樹園における果肉検出のためのYOLOv8, YOLOv9, YOLOv10オブジェクト検出アルゴリズムの全構成について, 広範囲にわたる評価を行った。
さらに,5種類のリンゴ品種(Scifresh,Scilate,Honeycrisp,Cosmic crisp,Golden delicious)において,iPhoneおよびマシンビジョンセンサーを用いて,果実のフィールド内数を測定し,検証した。
この全17の異なる構成(YOLOv8 5、YOLOv9 6、YOLOv10 6)の総合的な調査により、YOLOv9はmAP@50でYOLOv10とYOLOv8より優れており、YOLOv10xは精度とリコールでテストされた17の構成全てより優れていた。
具体的には、YOLOv9 Gelan-eは0.935の最高mAP@50を達成し、YOLOv10nの0.921とYOLOv8sの0.924を上回った。
精度の面では、YOLOv10xは0.908の最高精度を達成し、試験された他の構成(例えば YOLOv9 Gelan-c の 0.903 と YOLOv8m の 0.897 の精度)よりも優れた物体識別精度を示した。
リコールに関しては、YOLOv10sはシリーズ最高(0.872)、YOLOv9 GelanmはYOLOv9構成(0.899)、YOLOv8nはYOLOv8構成(0.883)で最高(0.883)であった。
一方、YOLOv10の3つの構成: YOLOv10b、YOLOv10l、YOLOv10xは1.5ミリ秒の処理後速度で、YOLOv9およびYOLOv8ファミリー内の他のすべての構成より優れていた。
具体的には、YOLOv9 Gelan-eは後処理速度1.9ミリ秒を記録し、YOLOv8mは2.1ミリ秒を達成した。
さらに、YOLOv8nはテストされた全ての構成の中で最も高い推論速度を示し、4.1ミリ秒の処理時間を実現し、YOLOv9 Gelan-tとYOLOv10nは、それぞれ9.3msと5.5msの比較的遅い推論速度を示した。
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