論文の概要: Token-Supervised Value Models for Enhancing Mathematical Problem-Solving Capabilities of Large Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.12863v2
- Date: Mon, 10 Mar 2025 14:24:29 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-03-11 20:09:43.715665
- Title: Token-Supervised Value Models for Enhancing Mathematical Problem-Solving Capabilities of Large Language Models
- Title(参考訳): 大規模言語モデルの数学的問題解決能力向上のためのトークンスーパービジョン値モデル
- Authors: Jung Hyun Lee, June Yong Yang, Byeongho Heo, Dongyoon Han, Kyungsu Kim, Eunho Yang, Kang Min Yoo,
- Abstract要約: 既存の検証器はテスト時の木探索技術に準最適である。
トークン制御値モデル(TVM)を提案する。
TVMは各トークンに、正しい最終回答に達する確率を反映した確率を割り当てる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 56.32800938317095
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: With the rapid advancement of test-time compute search strategies to improve the mathematical problem-solving capabilities of large language models (LLMs), the need for building robust verifiers has become increasingly important. However, all these inference strategies rely on existing verifiers originally designed for Best-of-N search, which makes them sub-optimal for tree search techniques at test time. During tree search, existing verifiers can only offer indirect and implicit assessments of partial solutions or under-value prospective intermediate steps, thus resulting in the premature pruning of promising intermediate steps. To overcome these limitations, we propose token-supervised value models (TVMs) - a new class of verifiers that assign each token a probability that reflects the likelihood of reaching the correct final answer. This new token-level supervision enables TVMs to directly and explicitly evaluate partial solutions, effectively distinguishing between promising and incorrect intermediate steps during tree search at test time. Experimental results demonstrate that combining tree-search-based inference strategies with TVMs significantly improves the accuracy of LLMs in mathematical problem-solving tasks, surpassing the performance of existing verifiers.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)の数学的問題解決能力を改善するためのテスト時間計算探索戦略の急速な進歩により、堅牢な検証器の構築の必要性が高まっている。
しかし、これらの推論戦略は、もともとBest-of-N検索用に設計された既存の検証手法に依存しており、テスト時に木探索技術に準最適である。
木探索の際、既存の検証器は部分解の間接的および暗黙的な評価や、低い値の予測中間ステップしか提供できないため、有望な中間ステップが早期に切断される。
これらの制限を克服するために,トークン管理値モデル (TVM) を提案する。
この新しいトークンレベルの監視により、TVMは部分解を直接的かつ明示的に評価することができ、テスト時のツリー探索における有望な中間ステップと不正な中間ステップを効果的に区別することができる。
実験結果から,木探索に基づく推論戦略とTVMを組み合わせることで,数学的な問題解決タスクにおけるLCMの精度が向上し,既存の検証器の性能を上回っていることが示された。
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