論文の概要: Stress-Testing Long-Context Language Models with Lifelong ICL and Task Haystack
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.16695v1
- Date: Tue, 23 Jul 2024 17:57:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-24 16:16:18.565751
- Title: Stress-Testing Long-Context Language Models with Lifelong ICL and Task Haystack
- Title(参考訳): Lifelong ICL と Task Haystack を用いたストレステストロングコンテキスト言語モデル
- Authors: Xiaoyue Xu, Qinyuan Ye, Xiang Ren,
- Abstract要約: 長文言語モデル(LM)に挑戦し、テキスト内学習(ICL)を通して言語タスクのシーケンスから学習する問題設定であるLifelong ICLを導入する。
長文LMがLifelong ICLのコンテキストをどのように利用するかを評価し診断するための評価スイートであるTask Haystackを紹介する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 33.178008350124315
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We introduce Lifelong ICL, a problem setting that challenges long-context language models (LMs) to learn from a sequence of language tasks through in-context learning (ICL). We further introduce Task Haystack, an evaluation suite dedicated to assessing and diagnosing how long-context LMs utilizes contexts in Lifelong ICL. When given a task instruction and test inputs, long-context LMs are expected to leverage the relevant demonstrations in the Lifelong ICL prompt, avoid distraction and interference from other tasks, and achieve test accuracies that are not significantly worse than the Single-task ICL baseline. Task Haystack draws inspiration from the widely-adopted "needle-in-a-haystack" (NIAH) evaluation, but presents new and unique challenges. It demands that models (1) utilize the contexts with deeper understanding, rather than resorting to simple copying and pasting; (2) navigate through long streams of evolving topics and tasks, which closely approximates the complexities of real-world usage of long-context LMs. Additionally, Task Haystack inherits the controllability aspect of NIAH, providing model developers with tools and visualizations to identify model vulnerabilities effectively. We benchmark 12 long-context LMs using Task Haystack. We find that state-of-the-art closed models such as GPT-4o still struggle in this setting, failing 15% of the cases on average, while all open-weight models we evaluate further lack behind by a large margin, failing up to 61% of the cases. In our controlled analysis, we identify factors such as distraction and recency bias as contributors to these failure cases. Further, we observe declines in performance when task instructions are paraphrased at test time or when ICL demonstrations are repeated excessively, raising concerns about the robustness, instruction understanding, and true context utilization of current long-context LMs.
- Abstract(参考訳): 本稿では、長いコンテキスト言語モデル(LM)に挑戦し、テキスト内学習(ICL)を通して言語タスクのシーケンスから学習する問題設定であるLifelong ICLを紹介する。
長文LMがLifelong ICLのコンテキストをどのように利用するかを評価し診断するための評価スイートであるTask Haystackについても紹介する。
タスク命令とテスト入力が与えられた場合、長いコンテキストのLMは、Lifelong ICLプロンプトの関連するデモを活用し、他のタスクからの邪魔や干渉を避け、シングルタスクのICLベースラインよりも著しく悪いテスト精度を達成することが期待される。
Task Haystackは、広く採用されている"needle-in-a-haystack"(NIAH)評価からインスピレーションを得ているが、新しくユニークな課題を提示している。
モデルは(1)単純なコピーやペーストに頼るのではなく、より深い理解でコンテキストを活用すること、(2)進化するトピックやタスクの長いストリームをナビゲートすることを要求する。
さらにTask Haystackは、NIAHのコントロール可能性という側面を継承し、モデル脆弱性を効果的に識別するツールと視覚化を提供する。
Task Haystackを使って12の長文LMをベンチマークする。
GPT-4oのような最先端のクローズドモデルは、平均して15%のケースで失敗する一方、我々の評価するオープンウェイトモデルは、大きなマージンでさらに不足し、最大61%のケースで失敗する。
制御分析では,これらの障害事例に寄与する要因として,注意散逸や傾向バイアスなどの要因を同定した。
さらに、テスト時にタスク命令が言い換えられたり、ICLのデモが過度に繰り返された場合のパフォーマンス低下を観察し、ロバスト性、命令理解、現在の長文LMの真のコンテキスト利用に対する懸念を提起する。
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