論文の概要: Coarse Correspondences Boost Spatial-Temporal Reasoning in Multimodal Language Model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.00754v2
- Date: Thu, 21 Nov 2024 18:52:31 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-22 15:16:43.487688
- Title: Coarse Correspondences Boost Spatial-Temporal Reasoning in Multimodal Language Model
- Title(参考訳): マルチモーダル言語モデルにおける粗対応による空間時間推論の促進
- Authors: Benlin Liu, Yuhao Dong, Yiqin Wang, Zixian Ma, Yansong Tang, Luming Tang, Yongming Rao, Wei-Chiu Ma, Ranjay Krishna,
- Abstract要約: 本稿では,2次元画像を入力として,MLLMの時空間推論を強化する軽量な手法である粗対応を導入する。
本手法は,映像のフレーム間や異なる視点における主物体の対応性を特定するために,軽量な追跡モデルを用いている。
この単純なトレーニングフリーアプローチは、4つのベンチマークでGPT4-V/Oに一定の利得をもたらすことを実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 51.83436609094658
- License:
- Abstract: Multimodal language models (MLLMs) are increasingly being applied in real-world environments, necessitating their ability to interpret 3D spaces and comprehend temporal dynamics. Current methods often rely on specialized architectural designs or task-specific fine-tuning to achieve this. We introduce Coarse Correspondences, a simple lightweight method that enhances MLLMs' spatial-temporal reasoning with 2D images as input, without modifying the architecture or requiring task-specific fine-tuning. Our method uses a lightweight tracking model to identify primary object correspondences between frames in a video or across different image viewpoints, and then conveys this information to MLLMs through visual prompting. We demonstrate that this simple training-free approach brings substantial gains to GPT4-V/O consistently on four benchmarks that require spatial-temporal reasoning, including +20.5\% improvement on ScanQA, +9.7\% on OpenEQA's episodic memory subset, +6.0\% on the long-form video benchmark EgoSchema, and +11\% on the R2R navigation benchmark. Additionally, we show that Coarse Correspondences can also enhance open-source MLLMs' spatial reasoning (by +6.9\% on ScanQA) when applied in both training and inference and that the improvement can generalize to unseen datasets such as SQA3D (+3.1\%). Taken together, we show that Coarse Correspondences effectively and efficiently boosts models' performance on downstream tasks requiring spatial-temporal reasoning.
- Abstract(参考訳): マルチモーダル言語モデル(MLLM)は,3次元空間の解釈能力と時間力学の理解を必要としながら,現実の環境に適用されつつある。
現在の手法は、これを達成するために、特別なアーキテクチャ設計やタスク固有の微調整に頼っていることが多い。
アーキテクチャの変更やタスク固有の微調整を必要とせず、2次元画像によるMLLMの時空間推論を入力として強化する,シンプルな軽量な手法であるCoarse Cor correspondingencesを導入する。
本手法は,映像のフレーム間の主物体の対応関係の同定に軽量な追跡モデルを用い,その情報を視覚的プロンプトによりMLLMに伝達する。
ScanQAの+20.5\%、OpenEQAのエピソードメモリサブセットの+9.7\%、長文ビデオベンチマークのEgoSchemaの+6.0\%、R2Rナビゲーションベンチマークの+11\%などである。
さらに、トレーニングと推論の両方に適用した場合、粗対応はオープンソースのMLLMの空間推論(+6.9\%)を強化し、SQA3D(+3.1\%)のような目に見えないデータセットに一般化できることを示す。
本稿では,空間的時間的推論を必要とする下流タスクにおいて,粗対応が効果的かつ効率的にモデルの性能を向上させることを示す。
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