論文の概要: Encoded-Fusion-Based Quantum Computation for High Thresholds with Linear Optics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.01041v1
- Date: Fri, 2 Aug 2024 06:28:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-05 14:17:04.772663
- Title: Encoded-Fusion-Based Quantum Computation for High Thresholds with Linear Optics
- Title(参考訳): 線形光学を用いた高閾値のエンコードフュージョンに基づく量子計算
- Authors: Wooyeong Song, Nuri Kang, Yong-Su Kim, Seung-Woo Lee,
- Abstract要約: 有限サイズの絡み合った資源状態を持つフォールトトレラント量子計算法と線形光学を用いたエンコード融合法を提案する。
本手法は,有限サイズの絡み合った資源状態と線形光学を用いて,フォールトトレラント量子コンピューティングへの効率的な経路を舗装する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.1978723072796902
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We propose a fault-tolerant quantum computation scheme in a measurement-based manner with finite-sized entangled resource states and encoded fusion scheme with linear optics. The encoded-fusion is an entangled measurement devised to enhance the fusion success probability in the presence of losses and errors based on a quantum error-correcting code. We apply an encoded-fusion scheme, which can be performed with linear optics and active feedforwards to implement the generalized Shor code, to construct a fault-tolerant network configuration in a three-dimensional Raussendorf-Harrington-Goyal lattice based on the surface code. Numerical simulations show that our scheme allows us to achieve up to 10 times higher loss thresholds than nonencoded fusion approaches with limited numbers of photons used in fusion. Our scheme paves an efficient route toward fault-tolerant quantum computing with finite-sized entangled resource states and linear optics.
- Abstract(参考訳): 本稿では,有限サイズの絡み合った資源状態を持つ測定方式と線形光学を用いた符号化融合方式を提案する。
エンコード融合(encoded-fusion)は、量子誤り訂正符号に基づく損失やエラーの存在下での融合成功確率を高めるために考案された絡み合った測定である。
一般のショア符号を実装するために線形光学系と能動フィードフォワードで行うことができる符号化融合方式を適用し, 3次元ラスセンドルフ-ハリントン-ゴヤル格子の耐故障ネットワーク構成を構築する。
数値シミュレーションにより, 核融合における光子数に制限のある非符号化核融合法よりも最大10倍高い損失閾値が得られることが示された。
本手法は,有限サイズの絡み合った資源状態と線形光学を用いて,フォールトトレラント量子コンピューティングへの効率的な経路を舗装する。
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