論文の概要: SELD-Mamba: Selective State-Space Model for Sound Event Localization and Detection with Source Distance Estimation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.05057v1
- Date: Fri, 9 Aug 2024 13:26:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-12 15:47:15.115707
- Title: SELD-Mamba: Selective State-Space Model for Sound Event Localization and Detection with Source Distance Estimation
- Title(参考訳): SELD-Mamba:音源距離推定による音場定位・検出のための選択的状態空間モデル
- Authors: Da Mu, Zhicheng Zhang, Haobo Yue, Zehao Wang, Jin Tang, Jianqin Yin,
- Abstract要約: 選択状態空間モデルであるMambaを利用するSELD-Mambaと呼ばれるSELDのネットワークアーキテクチャを提案する。
本研究では,イベント独立ネットワークV2(EINV2)を基本フレームワークとして採用し,コンバータブロックを双方向のMambaブロックに置き換える。
本研究では,2段階の訓練手法を実装し,第1段階は音事象検出(SED)とDoAの方向推定損失に着目し,第2段階は音源距離推定(SDE)の損失を再導入する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 21.82296230219289
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In the Sound Event Localization and Detection (SELD) task, Transformer-based models have demonstrated impressive capabilities. However, the quadratic complexity of the Transformer's self-attention mechanism results in computational inefficiencies. In this paper, we propose a network architecture for SELD called SELD-Mamba, which utilizes Mamba, a selective state-space model. We adopt the Event-Independent Network V2 (EINV2) as the foundational framework and replace its Conformer blocks with bidirectional Mamba blocks to capture a broader range of contextual information while maintaining computational efficiency. Additionally, we implement a two-stage training method, with the first stage focusing on Sound Event Detection (SED) and Direction of Arrival (DoA) estimation losses, and the second stage reintroducing the Source Distance Estimation (SDE) loss. Our experimental results on the 2024 DCASE Challenge Task3 dataset demonstrate the effectiveness of the selective state-space model in SELD and highlight the benefits of the two-stage training approach in enhancing SELD performance.
- Abstract(参考訳): Sound Event Localization and Detection (SELD)タスクでは、Transformerベースのモデルが印象的な機能を示している。
しかし、トランスフォーマーの自己保持機構の二次的な複雑さは計算の非効率性をもたらす。
本稿では,選択状態空間モデルであるMambaを利用するSELD-Mambaと呼ばれるSELDのネットワークアーキテクチャを提案する。
本研究では,イベント独立ネットワークV2(EINV2)を基本フレームワークとして採用し,コンバータブロックを双方向のMambaブロックに置き換え,より広い範囲のコンテキスト情報を取得するとともに,計算効率を向上する。
さらに,2段階の訓練手法を実装し,第1段階は音事象検出(SED)とDoA推定の方向性に着目し,第2段階は音源距離推定(SDE)の損失を再導入する。
2024 DCASE Challenge Task3 データセットによる実験結果から,SELD における選択的状態空間モデルの有効性を実証し,SELD の性能向上における2段階トレーニング手法の利点を明らかにする。
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