論文の概要: Environment-Centric Active Inference
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.12777v1
- Date: Fri, 23 Aug 2024 00:54:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-26 16:19:03.077241
- Title: Environment-Centric Active Inference
- Title(参考訳): 環境中心のアクティブ推論
- Authors: Kanako Esaki, Tadayuki Matsumura, Takeshi Kato, Shunsuke Minusa, Yang Shao, Hiroyuki Mizuno,
- Abstract要約: 通常の能動推論では、マルコフ・ブランケットはエージェントから始まる。
提案したEC-AIFでは、エージェントに対応するエンティティは存在しない。
ロボットや人間を含む全ての州が推論対象に含まれる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9620910657090188
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: To handle unintended changes in the environment by agents, we propose an environment-centric active inference EC-AIF in which the Markov Blanket of active inference is defined starting from the environment. In normal active inference, the Markov Blanket is defined starting from the agent. That is, first the agent was defined as the entity that performs the "action" such as a robot or a person, then the environment was defined as other people or objects that are directly affected by the agent's "action," and the boundary between the agent and the environment was defined as the Markov Blanket. This agent-centric definition does not allow the agent to respond to unintended changes in the environment caused by factors outside of the defined environment. In the proposed EC-AIF, there is no entity corresponding to an agent. The environment includes all observable things, including people and things conventionally considered to be the environment, as well as entities that perform "actions" such as robots and people. Accordingly, all states, including robots and people, are included in inference targets, eliminating unintended changes in the environment. The EC-AIF was applied to a robot arm and validated with an object transport task by the robot arm. The results showed that the robot arm successfully transported objects while responding to changes in the target position of the object and to changes in the orientation of another robot arm.
- Abstract(参考訳): エージェントによる環境の意図せぬ変化に対処するため,環境中心のアクティブ推論EC-AIFを提案し,その環境からアクティブ推論のマルコフブランケットを定義する。
通常の能動推論では、マルコフ・ブランケットはエージェントから始まる。
すなわち,まずエージェントをロボットや人などの「行動」を行うエンティティとして定義し,その環境をエージェントの「行動」に直接影響される他者や物体として定義し,エージェントと環境の境界をマルコフ・ブランケットとして定義した。
このエージェント中心の定義は、エージェントが定義された環境外の要因によって引き起こされる意図しない環境の変化に応答することを許さない。
提案したEC-AIFでは、エージェントに対応するエンティティは存在しない。
環境には、従来の環境と見なされる人や物、ロボットや人間のような「行動」を行う実体を含む、あらゆる観察可能なものが含まれる。
したがって、ロボットや人間を含む全ての状態が推論対象に含まれており、意図しない環境の変化を排除している。
EC-AIFはロボットアームに適用され、ロボットアームによる物体輸送タスクで検証された。
その結果、ロボットアームは対象物の目標位置の変化と、他のロボットアームの向きの変化に反応しながら、物体の移動に成功した。
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