論文の概要: ODE: Open-Set Evaluation of Hallucinations in Multimodal Large Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.09318v1
- Date: Sat, 14 Sep 2024 05:31:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-17 21:29:12.201619
- Title: ODE: Open-Set Evaluation of Hallucinations in Multimodal Large Language Models
- Title(参考訳): ODE:マルチモーダル大言語モデルにおける幻覚のオープンセット評価
- Authors: Yahan Tu, Rui Hu, Jitao Sang,
- Abstract要約: 本稿では,大規模言語モデル(MLLM)におけるオブジェクト存在幻覚を評価するためのオープンセット動的プロトコルODEを紹介する。
本フレームワークでは,実単語概念間の関連をモデル化し,汎用シナリオとドメイン固有シナリオの両方に新たなサンプルを生成する。
実験の結果, MLLMはODE生成試料よりも高い幻覚率を示し, データ汚染を効果的に回避できることがわかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.156359255401812
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Hallucination poses a significant challenge for multimodal large language models (MLLMs). However, existing benchmarks for evaluating hallucinations are static, which can lead to potential data contamination. This paper introduces ODE, an open-set, dynamic protocol for evaluating object existence hallucinations in MLLMs. Our framework employs graph structures to model associations between real-word concepts and generates novel samples for both general and domain-specific scenarios. The dynamic combination of concepts, along with various combination principles, ensures a broad sample distribution. Experimental results show that MLLMs exhibit higher hallucination rates with ODE-generated samples, effectively avoiding data contamination. Moreover, these samples can also be used for fine-tuning to improve MLLM performance on existing benchmarks.
- Abstract(参考訳): 幻覚はマルチモーダル大言語モデル(MLLM)にとって重要な課題である。
しかし、幻覚を評価するための既存のベンチマークは静的であり、潜在的なデータ汚染につながる可能性がある。
本稿では,MLLMにおけるオブジェクト存在幻覚を評価するためのオープンセット動的プロトコルODEを紹介する。
本フレームワークでは,実単語概念間の関連をモデル化し,汎用シナリオとドメイン固有シナリオの両方に新たなサンプルを生成する。
概念の動的組み合わせは、様々な組み合わせ原理とともに、広いサンプル分布を保証する。
実験の結果, MLLMはODE生成試料よりも高い幻覚率を示し, データ汚染を効果的に回避できることがわかった。
さらに、これらのサンプルは、既存のベンチマーク上でのMLLM性能を改善するための微調整にも使用することができる。
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