論文の概要: Prescribing the Right Remedy: Mitigating Hallucinations in Large Vision-Language Models via Targeted Instruction Tuning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.10332v1
- Date: Tue, 16 Apr 2024 07:14:32 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-17 17:43:04.068173
- Title: Prescribing the Right Remedy: Mitigating Hallucinations in Large Vision-Language Models via Targeted Instruction Tuning
- Title(参考訳): 正しい治療法を規定する:目標学習による視覚・言語モデルにおける幻覚の緩和
- Authors: Rui Hu, Yahan Tu, Jitao Sang,
- Abstract要約: そこで本研究では,異なるモデルの幻覚特異性に合わせたDFTGという命令データ生成フレームワークを提案する。
幻覚ベンチマークによる実験結果から,本手法で生成した目標命令データの方が,従来よりも幻覚の緩和に有効であることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.156359255401812
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Despite achieving outstanding performance on various cross-modal tasks, current large vision-language models (LVLMs) still suffer from hallucination issues, manifesting as inconsistencies between their generated responses and the corresponding images. Prior research has implicated that the low quality of instruction data, particularly the skewed balance between positive and negative samples, is a significant contributor to model hallucinations. Recently, researchers have proposed high-quality instruction datasets, such as LRV-Instruction, to mitigate model hallucination. Nonetheless, our investigation reveals that hallucinatory concepts from different LVLMs exhibit specificity, i.e. the distribution of hallucinatory concepts varies significantly across models. Existing datasets did not consider the hallucination specificity of different models in the design processes, thereby diminishing their efficacy in mitigating model hallucination. In this paper, we propose a targeted instruction data generation framework named DFTG that tailored to the hallucination specificity of different models. Concretely, DFTG consists of two stages: hallucination diagnosis, which extracts the necessary information from the model's responses and images for hallucination diagnosis; and targeted data generation, which generates targeted instruction data based on diagnostic results. The experimental results on hallucination benchmarks demonstrate that the targeted instruction data generated by our method are more effective in mitigating hallucinations compared to previous datasets.
- Abstract(参考訳): 現在の大規模視覚言語モデル(LVLM)は、様々なクロスモーダルなタスクにおいて優れた性能を発揮するにもかかわらず、幻覚的な問題に悩まされ、生成した応答と対応する画像の矛盾として現れている。
従来の研究は、低品質の命令データ、特に正と負のサンプル間の歪んだバランスが、モデル幻覚に重要な寄与していることを示唆していた。
近年、モデル幻覚を緩和するために、LRV-Instructionのような高品質な命令データセットが提案されている。
しかしながら,本研究では,異なるLVLMの幻覚概念が特異性を示すこと,すなわち,幻覚概念の分布がモデルによって大きく異なることを明らかにする。
既存のデータセットは、設計過程において異なるモデルの幻覚特異性を考慮せず、モデル幻覚を緩和する効果を低下させた。
本稿では,異なるモデルの幻覚特異性に合わせたDFTGという命令データ生成フレームワークを提案する。
具体的には、幻覚診断(幻覚診断)と幻覚診断のための画像から必要な情報を抽出する)と、診断結果に基づいてターゲットデータを生成するターゲットデータ生成(ターゲットデータ生成)の2段階からなる。
幻覚ベンチマークによる実験結果から,本手法で生成した目標命令データの方が,従来よりも幻覚の緩和に有効であることが示唆された。
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