論文の概要: ASR Benchmarking: Need for a More Representative Conversational Dataset
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.12042v1
- Date: Wed, 18 Sep 2024 15:03:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-19 17:10:23.735368
- Title: ASR Benchmarking: Need for a More Representative Conversational Dataset
- Title(参考訳): ASRベンチマーク: より代表的な会話データセットの必要性
- Authors: Gaurav Maheshwari, Dmitry Ivanov, Théo Johannet, Kevin El Haddad,
- Abstract要約: 本研究では、大人同士の非構造的な会話からなる、TalkBankから派生した多言語会話データセットを提案する。
その結果,会話環境下でのテストでは,様々な最先端のASRモデルに対して顕著な性能低下がみられた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.017953715883516
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Automatic Speech Recognition (ASR) systems have achieved remarkable performance on widely used benchmarks such as LibriSpeech and Fleurs. However, these benchmarks do not adequately reflect the complexities of real-world conversational environments, where speech is often unstructured and contains disfluencies such as pauses, interruptions, and diverse accents. In this study, we introduce a multilingual conversational dataset, derived from TalkBank, consisting of unstructured phone conversation between adults. Our results show a significant performance drop across various state-of-the-art ASR models when tested in conversational settings. Furthermore, we observe a correlation between Word Error Rate and the presence of speech disfluencies, highlighting the critical need for more realistic, conversational ASR benchmarks.
- Abstract(参考訳): 自動音声認識(ASR)システムは、LibriSpeechやFleursといった広く使われているベンチマークで顕著な性能を実現している。
しかし、これらのベンチマークは実際の会話環境の複雑さを十分に反映していない。
本研究では、大人同士の非構造化音声会話からなるTalkBankから派生した多言語会話データセットを提案する。
その結果,会話環境下でのテストでは,様々な最先端のASRモデルに対して顕著な性能低下がみられた。
さらに,単語誤り率と発話不一致の有無の相関を観察し,より現実的な会話型ASRベンチマークの必要性を強調した。
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