論文の概要: Large Language Models Are Strong Audio-Visual Speech Recognition Learners
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.12319v1
- Date: Wed, 18 Sep 2024 21:17:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-07 15:26:10.191978
- Title: Large Language Models Are Strong Audio-Visual Speech Recognition Learners
- Title(参考訳): 大規模言語モデルは強力な音声認識学習者である
- Authors: Umberto Cappellazzo, Minsu Kim, Honglie Chen, Pingchuan Ma, Stavros Petridis, Daniele Falavigna, Alessio Brutti, Maja Pantic,
- Abstract要約: マルチモーダル・大規模言語モデル(MLLM)は,近年,多モーダル理解能力の強化により,研究の焦点となっている。
本稿では,Llama-AVSRを提案する。
我々は,最大公的なAVSRベンチマークであるLSS3に対する提案手法の評価を行い,WERが0.81%,0.77%であるASRとAVSRのタスクに対して,新しい最先端の結果を得た。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 53.142635674428874
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Multimodal large language models (MLLMs) have recently become a focal point of research due to their formidable multimodal understanding capabilities. For example, in the audio and speech domains, an LLM can be equipped with (automatic) speech recognition (ASR) abilities by just concatenating the audio tokens, computed with an audio encoder, and the text tokens to achieve state-of-the-art results. On the contrary, tasks like visual and audio-visual speech recognition (VSR/AVSR), which also exploit noise-invariant lip movement information, have received little or no attention. To bridge this gap, we propose Llama-AVSR, a new MLLM with strong audio-visual speech recognition capabilities. It leverages pre-trained audio and video encoders to produce modality-specific tokens which, together with the text tokens, are processed by a pre-trained LLM (e.g., Llama3.1-8B) to yield the resulting response in an auto-regressive fashion. Llama-AVSR requires a small number of trainable parameters as only modality-specific projectors and LoRA modules are trained whereas the multi-modal encoders and LLM are kept frozen. We evaluate our proposed approach on LRS3, the largest public AVSR benchmark, and we achieve new state-of-the-art results for the tasks of ASR and AVSR with a WER of 0.81% and 0.77%, respectively. To bolster our results, we investigate the key factors that underpin the effectiveness of Llama-AVSR: the choice of the pre-trained encoders and LLM, the efficient integration of LoRA modules, and the optimal performance-efficiency trade-off obtained via modality-aware compression rates.
- Abstract(参考訳): マルチモーダル・大規模言語モデル(MLLM)は,近年,多モーダル理解能力の強化により,研究の焦点となっている。
例えば、音声及び音声領域において、LLMは、音声トークンとオーディオエンコーダと計算されたテキストトークンとを結合して、最先端の結果を達成することで、(自動)音声認識(ASR)機能を備えることができる。
それとは対照的に、ノイズ不変の唇運動情報を利用した視覚的・音声視覚的音声認識(VSR/AVSR)のようなタスクは、ほとんど、あるいは全く注目されていない。
このギャップを埋めるために,Llama-AVSRを提案する。
事前訓練されたオーディオおよびビデオエンコーダを利用して、モダリティ固有のトークンを生成し、テキストトークンとともに、事前訓練されたLCM(eg , Llama3.1-8B)によって処理され、自動回帰的な応答を得る。
Llama-AVSRは、モダリティ固有のプロジェクタとLoRAモジュールのみが訓練されるのに対して、マルチモーダルエンコーダとLCMは凍結されているため、少数のトレーニング可能なパラメータを必要とする。
我々は,最大公的なAVSRベンチマークであるLSS3に対する提案手法の評価を行い,WERが0.81%,0.77%であるASRとAVSRのタスクに対して,新しい最先端の結果を得た。
本研究は,Llama-AVSRの有効性を裏付ける重要な要因として,事前学習エンコーダとLLMの選択,LoRAモジュールの効率的な統合,モダリティ対応圧縮速度による最適性能・効率トレードオフについて検討する。
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