論文の概要: Do Large Language Models have Problem-Solving Capability under Incomplete Information Scenarios?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.14762v1
- Date: Mon, 23 Sep 2024 07:18:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-06 21:12:18.808671
- Title: Do Large Language Models have Problem-Solving Capability under Incomplete Information Scenarios?
- Title(参考訳): 大規模言語モデルは不完全情報シナリオ下で問題解決能力を持つか?
- Authors: Yuyan Chen, Tianhao Yu, Yueze Li, Songzhou Yan, Sijia Liu, Jiaqing Liang, Yanghua Xiao,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)の不完全情報シナリオ下での問題解決能力の評価はますます重要である。
本論では,「潜入者」と「二十問」を基にしたブレインキングという新作ゲームを紹介する。
LLMは、限定されたイエスまたはノーの質問と潜在的な誤解を招く答えを持つターゲットエンティティを識別する必要がある。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 42.958223994602385
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The evaluation of the problem-solving capability under incomplete information scenarios of Large Language Models (LLMs) is increasingly important, encompassing capabilities such as questioning, knowledge search, error detection, and path planning. Current research mainly focus on LLMs' problem-solving capability such as ``Twenty Questions''. However, these kinds of games do not require recognizing misleading cues which are necessary in the incomplete information scenario. Moreover, the existing game such as ``Who is undercover'' are highly subjective, making it challenging for evaluation. Therefore, in this paper, we introduce a novel game named BrainKing based on the ``Who is undercover'' and ``Twenty Questions'' for evaluating LLM capabilities under incomplete information scenarios. It requires LLMs to identify target entities with limited yes-or-no questions and potential misleading answers. By setting up easy, medium, and hard difficulty modes, we comprehensively assess the performance of LLMs across various aspects. Our results reveal the capabilities and limitations of LLMs in BrainKing, providing significant insights of LLM problem-solving levels.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)の不完全情報シナリオ下での問題解決能力の評価は,質問,知識探索,エラー検出,経路計画などの機能を含め,ますます重要になっている。
現在の研究は、主に「20質問」のようなLLMの問題解決能力に焦点を当てている。
しかし、これらのゲームは、不完全な情報シナリオで必要とされる誤解を招く手がかりを認識する必要はない。
また、『Who is undercover』などの既存のゲームは非常に主観的であり、評価が難しい。
そこで本研究では,不完全な情報シナリオ下でのLLM能力を評価するために,'Who is undercover'と'Twenty Questions'に基づくBrainKingというゲームを紹介した。
LLMは、限定されたイエスまたはノーの質問と潜在的な誤解を招く答えを持つターゲットエンティティを識別する必要がある。
簡易・中・難易度モードのセットアップにより, LLMの性能を多方面にわたって総合的に評価する。
以上の結果から,BrainKing における LLM の機能と限界が明らかとなり,LLM の問題解決レベルに関する重要な知見が得られた。
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