論文の概要: DOTS: Learning to Reason Dynamically in LLMs via Optimal Reasoning Trajectories Search
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.03864v1
- Date: Fri, 4 Oct 2024 18:58:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-02 15:40:54.509275
- Title: DOTS: Learning to Reason Dynamically in LLMs via Optimal Reasoning Trajectories Search
- Title(参考訳): DOTS:最適推論軌道探索によるLLMの動的推論学習
- Authors: Murong Yue, Wenlin Yao, Haitao Mi, Dian Yu, Ziyu Yao, Dong Yu,
- Abstract要約: DOTS は LLM が最適推論軌道探索によって動的に推論できるアプローチである。
提案手法は静的推論手法とバニラ命令チューニング手法より一貫して優れている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 37.16633337724158
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: Enhancing the capability of large language models (LLMs) in reasoning has gained significant attention in recent years. Previous studies have demonstrated the effectiveness of various prompting strategies in aiding LLMs in reasoning (called "reasoning actions"), such as step-by-step thinking, reflecting before answering, solving with programs, and their combinations. However, these approaches often applied static, predefined reasoning actions uniformly to all questions, without considering the specific characteristics of each question or the capability of the task-solving LLM. In this paper, we propose DOTS, an approach enabling LLMs to reason dynamically via optimal reasoning trajectory search, tailored to the specific characteristics of each question and the inherent capability of the task-solving LLM. Our approach involves three key steps: i) defining atomic reasoning action modules that can be composed into various reasoning action trajectories; ii) searching for the optimal action trajectory for each training question through iterative exploration and evaluation for the specific task-solving LLM; and iii) using the collected optimal trajectories to train an LLM to plan for the reasoning trajectories of unseen questions. In particular, we propose two learning paradigms, i.e., fine-tuning an external LLM as a planner to guide the task-solving LLM, or directly fine-tuning the task-solving LLM with an internalized capability for reasoning actions planning. Our experiments across eight reasoning tasks show that our method consistently outperforms static reasoning techniques and the vanilla instruction tuning approach. Further analysis reveals that our method enables LLMs to adjust their computation based on problem complexity, allocating deeper thinking and reasoning to harder problems.
- Abstract(参考訳): 近年,大規模言語モデル(LLM)の推論能力の向上が注目されている。
これまでの研究では、ステップバイステップ思考、回答前の反映、プログラムの解決、それらの組み合わせなど、LLMの推論(「推論行動」と呼ばれる)を支援する様々な促進戦略の有効性が実証されてきた。
しかしながら、これらの手法は、各質問の特徴やタスク解決 LLM の機能を考慮することなく、全ての質問に対して静的で事前定義された推論動作を均一に適用することが多い。
本稿では,各質問の具体的特徴やタスク解決 LLM 固有の能力に合わせて,最適推論軌道探索により LLM を動的に推論できるアプローチである DOTS を提案する。
私たちのアプローチには3つの重要なステップがあります。
一 様々な推論行動軌道に構成できる原子推論行動モジュールを定義すること。
二 特定課題解決 LLM の反復探索及び評価により、各訓練質問に対する最適な行動軌跡を求めること。
三 収集した最適軌跡を用いて、LCMを訓練し、目に見えない疑問の軌跡を立案すること。
特に,タスク解決 LLM を指導するプランナーとして外部 LLM を微調整する,あるいはタスク解決 LLM を直接微調整する,という2つの学習パラダイムを提案する。
8つの推論タスクに対する実験により,静的推論手法とバニラ命令チューニング手法を一貫して上回る結果が得られた。
さらなる分析により,LLMは問題複雑性に基づいて計算を調整し,より深い思考と難解な問題への推論を可能にすることが明らかとなった。
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