論文の概要: The Sunk Carbon Fallacy: Rethinking Carbon Footprint Metrics for Effective Carbon-Aware Scheduling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.15087v1
- Date: Sat, 19 Oct 2024 12:23:59 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-22 13:12:28.530099
- Title: The Sunk Carbon Fallacy: Rethinking Carbon Footprint Metrics for Effective Carbon-Aware Scheduling
- Title(参考訳): サンク・カーボン・フォールシー:効果的なカーボン・アウェア・スケジューリングのためのカーボン・フットプリント・メトリクスの再考
- Authors: Noman Bashir, Varun Gohil, Anagha Belavadi, Mohammad Shahrad, David Irwin, Elsa Olivetti, Christina Delimitrou,
- Abstract要約: 本研究は, 炭素会計指標を用いて, 所定のサーバ群上での炭素を意識したジョブスケジューリングと配置を評価する。
本研究では, 炭素添加コストに影響を及ぼす要因について検討した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.562727244613512
- License:
- Abstract: The rapid increase in computing demand and its corresponding energy consumption have focused attention on computing's impact on the climate and sustainability. Prior work proposes metrics that quantify computing's carbon footprint across several lifecycle phases, including its supply chain, operation, and end-of-life. Industry uses these metrics to optimize the carbon footprint of manufacturing hardware and running computing applications. Unfortunately, prior work on optimizing datacenters' carbon footprint often succumbs to the \emph{sunk cost fallacy} by considering embodied carbon emissions (a sunk cost) when making operational decisions (i.e., job scheduling and placement), which leads to operational decisions that do not always reduce the total carbon footprint. In this paper, we evaluate carbon-aware job scheduling and placement on a given set of servers for a number of carbon accounting metrics. Our analysis reveals state-of-the-art carbon accounting metrics that include embodied carbon emissions when making operational decisions can actually increase the total carbon footprint of executing a set of jobs. We study the factors that affect the added carbon cost of such suboptimal decision-making. We then use a real-world case study from a datacenter to demonstrate how the sunk carbon fallacy manifests itself in practice. Finally, we discuss the implications of our findings in better guiding effective carbon-aware scheduling in on-premise and cloud datacenters.
- Abstract(参考訳): コンピュータ需要の急激な増加とそれに対応するエネルギー消費は、コンピューティングが気候と持続可能性に与える影響に注目している。
以前の研究は、サプライチェーン、オペレーション、ライフ・オブ・ライフを含む、いくつかのライフサイクルフェーズでコンピューティングの炭素フットプリントを定量化するメトリクスを提案していた。
産業はこれらのメトリクスを使って、製造ハードウェアのカーボンフットプリントを最適化し、コンピューティングアプリケーションを実行する。
残念なことに、データセンターの炭素フットプリントを最適化する以前の作業は、運用上の決定(仕事のスケジューリングや配置など)を行う際に、炭素排出量を具体化することで、必ずしも炭素フットプリントの総量を減らさないような運用上の決定を下すことによって、しばしば「emph{sunk cost fallacy」に結びつく。
本稿では,複数の炭素会計指標に対して,所定のサーバ群上での炭素を意識したジョブスケジューリングと配置を評価する。
私たちの分析によると、運用上の決定を下せば、一連のジョブを実行する際の炭素フットプリントを実際に増加させることができる、実施中の二酸化炭素排出量を含む、最先端の炭素収支指標が明らかになりました。
本研究では, 炭素添加コストに影響を及ぼす要因について検討した。
次に、データセンターから現実のケーススタディを使って、沈んだ炭素の誤用が実際にどのように現れるかを実証します。
最後に,本研究の結果が,オンプレミスおよびクラウドデータセンタにおける効果的な炭素認識スケジューリングの指針となることの意義について論じる。
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