論文の概要: DELIFT: Data Efficient Language model Instruction Fine Tuning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2411.04425v1
- Date: Thu, 07 Nov 2024 04:38:29 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-08 19:39:10.013052
- Title: DELIFT: Data Efficient Language model Instruction Fine Tuning
- Title(参考訳): DELIFT: データ効率の良い言語モデルインストラクションファインタニング
- Authors: Ishika Agarwal, Krishna Killamsetty, Lucian Popa, Marina Danilevksy,
- Abstract要約: 本稿では,3段階の微調整におけるデータ選択を体系的に最適化する新しいアルゴリズムであるDELIFTを紹介する。
さまざまなタスクやモデルスケールにわたる実験により、DELIFTはパフォーマンスを損なうことなく、微調整データサイズを最大70%削減できることが示された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.425903493706273
- License:
- Abstract: Fine-tuning large language models (LLMs) is essential for enhancing their performance on specific tasks but is often resource-intensive due to redundant or uninformative data. To address this inefficiency, we introduce DELIFT (Data Efficient Language model Instruction Fine-Tuning), a novel algorithm that systematically optimizes data selection across the three key stages of fine-tuning: (1) instruction tuning, (2) task-specific fine-tuning (e.g., reasoning, question-answering), and (3) continual fine-tuning (e.g., incorporating new data versions). Unlike existing methods that focus on single-stage optimization or rely on computationally intensive gradient calculations, DELIFT operates efficiently across all stages. Central to our approach is a pairwise utility metric that quantifies how beneficial a data sample is for improving the model's responses to other samples, effectively measuring the informational value relative to the model's current capabilities. By leveraging different submodular functions applied to this metric, DELIFT selects diverse and optimal subsets that are useful across all stages of fine-tuning. Experiments across various tasks and model scales demonstrate that DELIFT can reduce the fine-tuning data size by up to 70% without compromising performance, offering significant computational savings and outperforming existing methods in both efficiency and efficacy.
- Abstract(参考訳): 細調整された大規模言語モデル(LLM)は、特定のタスクにおけるパフォーマンスを高めるのに不可欠であるが、冗長データや非形式データのためにリソース集約であることが多い。
この非効率性に対処するために,DeLIFT (Data Efficient Language Model Instruction Fine-Tuning) を導入し,(1) 命令チューニング,(2) タスク固有の微調整 (e.g., 推論, 質問応答) ,(3) 連続的な微調整 (e.g., 新たなデータバージョンを組み込む) という3つの重要な段階にわたるデータ選択を体系的に最適化するアルゴリズムを提案する。
単段階最適化や計算集約的な勾配計算に依存する既存の手法とは異なり、DELIFTは全段階にわたって効率的に動作する。
我々のアプローチの中心は、データサンプルが他のサンプルに対するモデルの応答を改善するのにどれほど有用であるかを定量化し、モデルが現在持っている能力に比較して効果的な情報値を測定する、ペアワイズユーティリティメトリックである。
この計量に適用される様々な部分モジュラ函数を利用することで、DELIFTは微調整のすべての段階において有用である多様かつ最適な部分集合を選択する。
さまざまなタスクとモデルスケールにわたる実験により、DELIFTはパフォーマンスを損なうことなく、微調整データサイズを最大70%まで削減し、計算コストを大幅に削減し、既存のメソッドを効率と有効性の両方で上回ることを示す。
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