論文の概要: OciorABA: Improved Error-Free Asynchronous Byzantine Agreement via Partial Vector Agreement

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2501.11788v1
• Date: Mon, 20 Jan 2025 23:36:11 GMT
• ステータス: 翻訳完了
• システム内更新日: 2025-01-22 14:18:52.721932
• Title: OciorABA: Improved Error-Free Asynchronous Byzantine Agreement via Partial Vector Agreement
• Title（参考訳）: OciorABA:部分ベクトル協定による誤りのない非同期ビザンチン協定の改善
• Authors: Jinyuan Chen,
• Abstract要約: 我々は,OciorABAと呼ばれる,エラーフリーで情報理論的にセキュアな多値非同期ビザンチン契約プロトコルを提案する。 プロトコル設計では、新しいプリミティブ、非同期部分ベクトルアグリーメント(APVA)を導入する。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 15.464948077412021
• License:
• Abstract: In this work, we propose an error-free, information-theoretically secure multi-valued asynchronous Byzantine agreement (ABA) protocol, called OciorABA. This protocol achieves ABA consensus on an $\ell$-bit message with an expected communication complexity of $O(n\ell + n^3 \log q )$ bits and an expected round complexity of $O(1)$ rounds, under the optimal resilience condition $n \geq 3t + 1$ in an $n$-node network, where up to $t$ nodes may be dishonest. Here, $q$ denotes the alphabet size of the error correction code used in the protocol. In our protocol design, we introduce a new primitive: asynchronous partial vector agreement (APVA). In APVA, the distributed nodes input their vectors and aim to output a common vector, where some of the elements of those vectors may be missing or unknown. We propose an APVA protocol with an expected communication complexity of $O( n^3 \log q )$ bits and an expected round complexity of $O(1)$ rounds. This APVA protocol serves as a key building block for our OciorABA protocol.
• Abstract（参考訳）: 本研究では,OciorABA(OciorABA)と呼ばれる,エラーフリーで情報理論的にセキュアなマルチ値非同期ビザンチン契約(ABA)プロトコルを提案する。 このプロトコルは、$O(n\ell + n^3 \log q )$ bitsと$O(1)$ roundsの期待ラウンド複雑さを持つ$\ell$-bitメッセージに対して、最適なレジリエンス条件$n \geq 3t + 1$で、$n$-nodeネットワークにおいて$t$ノードが不完全であるような$O(1)$ラウンドのABAコンセンサスを実現する。 ここで$q$は、プロトコルで使用されるエラー訂正コードのアルファベットサイズを表す。 プロトコル設計では,非同期部分ベクトル契約 (APVA) という新しいプリミティブを導入する。 APVAでは、分散ノードがベクトルを入力し、共通のベクトルを出力することを目的としている。 本稿では,通信複雑性が$O(n^3 \log q )$ bits,ラウンド複雑性が$O(1)$ roundsとなるAPVAプロトコルを提案する。 このAPVAプロトコルは、OciorABAプロトコルのキービルディングブロックとして機能します。

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