論文の概要: Time-resolved second-order autocorrelation function of parametric downconversion
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2502.07691v1
- Date: Tue, 11 Feb 2025 16:44:52 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-02-12 14:07:20.664377
- Title: Time-resolved second-order autocorrelation function of parametric downconversion
- Title(参考訳): パラメトリックダウンコンバージョンにおける時間分解二階自己相関関数
- Authors: D. B. Horoshko, S. Srivastava, F. Sośnicki, M. Mikołajczyk, M. Karpiński, B. Brecht, M. I. Kolobov,
- Abstract要約: タイプIIパラメトリック変換で発生する2本のビームのうちの1本の時間分解2階自己相関関数を測定する可能性について検討した。
このような測定により、そのビームのグローバルコヒーレンスを直接推測できることを示す。
また, 理論モデルにより, 1ビームの2次元自己相関関数がゼロ遅延時間付近の局所的な最大値を示すことを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
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- Abstract: We study a possibility of measuring the time-resolved second-order autocorrelation function of one of two beams generated in type-II parametric downconversion by means of temporal magnification of this beam, bringing its correlation time from the picosecond to the nanosecond scale, which can be resolved by modern photodetectors. We show that such a measurement enables one to infer directly the degree of global coherence of that beam, which is linked by a simple relation to the number of modes characterizing the entanglement between the two generated beams. We illustrate the proposed method by an example of photon pairs generated in a periodically poled KTP crystal with a symmetric group velocity matching for various durations of the pump pulse, resulting in different numbers of modes. Our theoretical model also shows that the magnified double-heralded autocorrelation function of one beam exhibits a local maximum around zero delay time, corresponding to photon bunching at a short time scale.
- Abstract(参考訳): 本研究では,このビームの時間的倍率化により,II型パラメトリックダウンコンバージョンで発生する2本のビームのうちの1本の時間分解された2次自己相関関数を計測し,その相関時間をピコ秒からナノ秒スケールに導出し,現代の光検出器によって解ける可能性について検討する。
このような測定により、2つの発生したビーム間の絡み合いを特徴付けるモードの数と単純な関係でリンクされたビームの大域的コヒーレンス(英語版)の度合いを直接推測できることを示す。
ポンプパルスの様々な持続時間に対称群速度マッチングを施した周期偏極KTP結晶で生成した光子対の例を用いて提案手法について述べる。
また, 理論モデルにより, 1ビームの倍率二重自己相関関数は, 短時間の光子束化に対応して, ゼロ遅延時間付近の局所的な最大値を示すことを示した。
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