論文の概要: CoCo-CoLa: Evaluating Language Adherence in Multilingual LLMs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2502.12476v1
- Date: Tue, 18 Feb 2025 03:03:53 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-02-19 14:03:07.293043
- Title: CoCo-CoLa: Evaluating Language Adherence in Multilingual LLMs
- Title(参考訳): CoCo-CoLa:多言語LLMにおける言語適合性の評価
- Authors: Elnaz Rahmati, Alireza S. Ziabari, Morteza Dehghani,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)は、限られた並列データで訓練されているにもかかわらず、言語間能力を開発する。
多言語LLMにおける言語適応性を評価するための新しい指標であるCoCo-CoLaを紹介する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.2057938662974816
- License:
- Abstract: Multilingual Large Language Models (LLMs) develop cross-lingual abilities despite being trained on limited parallel data. However, they often struggle to generate responses in the intended language, favoring high-resource languages such as English. In this work, we introduce CoCo-CoLa (Correct Concept - Correct Language), a novel metric to evaluate language adherence in multilingual LLMs. Using fine-tuning experiments on a closed-book QA task across seven languages, we analyze how training in one language affects others' performance. Our findings reveal that multilingual models share task knowledge across languages but exhibit biases in the selection of output language. We identify language-specific layers, showing that final layers play a crucial role in determining output language. Accordingly, we propose a partial training strategy that selectively fine-tunes key layers, improving language adherence while significantly reducing computational cost. Our method achieves comparable or superior performance to full fine-tuning, particularly for low-resource languages, offering a more efficient multilingual adaptation.
- Abstract(参考訳): 多言語大言語モデル(LLM)は、限られた並列データで訓練されているにもかかわらず、言語間能力を開発する。
しかし、彼らはしばしば意図した言語で応答を生成するのに苦労し、英語のような高リソース言語を好んだ。
本研究では,多言語LLMにおける言語適合性を評価するための新しい指標であるCoCo-CoLa(Correct Concept - Correct Language)を紹介する。
7言語にわたるクローズドブックQAタスクの微調整実験を用いて、ある言語でのトレーニングが他言語のパフォーマンスにどのように影響するかを分析する。
その結果,多言語モデルでは言語間でタスク知識が共有されるが,出力言語の選択にはバイアスが生じることがわかった。
言語固有のレイヤを特定し、最終的なレイヤが出力言語を決定する上で重要な役割を担っていることを示す。
そこで本研究では,鍵層を選択的に微調整し,計算コストを大幅に削減し,言語適応性を向上する部分的学習戦略を提案する。
提案手法は、特に低リソース言語において、完全微調整に匹敵する、あるいは優れた性能を実現し、より効率的な多言語適応を提供する。
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