論文の概要: Adaptive Tool Use in Large Language Models with Meta-Cognition Trigger
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2502.12961v2
- Date: Tue, 08 Jul 2025 15:02:59 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-07-09 16:34:36.934535
- Title: Adaptive Tool Use in Large Language Models with Meta-Cognition Trigger
- Title(参考訳): メタ認知トリガーを用いた大規模言語モデルにおける適応ツールの利用
- Authors: Wenjun Li, Dexun Li, Kuicai Dong, Cong Zhang, Hao Zhang, Weiwen Liu, Yasheng Wang, Ruiming Tang, Yong Liu,
- Abstract要約: 我々は,外部ツール利用のための適応型意思決定戦略であるMeCoを提案する。
MeCoは、表現空間内の高レベル認知信号をキャプチャすることで、メタ認知スコアを定量化する。
MeCoは微調整不要で、最小限のコストがかかる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 49.81945268343162
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Large language models (LLMs) have shown remarkable emergent capabilities, transforming the execution of functional tasks by leveraging external tools for complex problems that require specialized processing or up-to-date data. While existing research expands LLMs access to diverse tools (e.g., program interpreters, search engines, calculators), the necessity of using these tools is often overlooked, leading to indiscriminate tool invocation. This naive approach raises two key issues: increased latency due to unnecessary tool calls, and potential errors resulting from faulty interactions with external tools. In this paper, we introduce meta-cognition as a proxy for LLMs self-assessment of their capabilities, reflecting the model's awareness of its own limitations. Based on this, we propose MeCo, an adaptive decision-making strategy for external tool use. MeCo quantifies metacognitive scores by capturing high-level cognitive signals in the representation space, guiding when to invoke tools. Notably, MeCo is fine-tuning-free and incurs minimal cost. Experiments across multiple backbone models and benchmarks show that MeCo reliably detects LLMs' internal cognitive signals and significantly improves tool-use decision-making.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は、特別な処理や最新のデータを必要とする複雑な問題に対して外部ツールを活用することで、機能タスクの実行を変革する、目覚ましい能力を示している。
既存の研究は、多様なツール(例えば、プログラムインタプリタ、検索エンジン、電卓)へのアクセスをLLMに拡張しているが、これらのツールを使う必要性はしばしば見落とされ、ツールの実行が不明確になる。
不要なツールコールによるレイテンシの増加と,外部ツールとの不正なインタラクションによる潜在的なエラーだ。
本稿では,LLMの自己評価のプロキシとしてメタ認知を導入する。
そこで本研究では,外部ツール利用のための適応型意思決定戦略であるMeCoを提案する。
MeCoは、表現空間の高レベル認知信号を捕捉し、ツールをいつ呼び出すかを導くことによって、メタ認知スコアを定量化する。
特にMeCoは微調整不要で、最小限のコストがかかる。
複数のバックボーンモデルとベンチマークによる実験により、MeCoはLSMの内部認識信号を確実に検出し、ツール使用の意思決定を大幅に改善することが示された。
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