論文の概要: Quantifying Memorization and Retriever Performance in Retrieval-Augmented Vision-Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2502.13836v1
- Date: Wed, 19 Feb 2025 15:58:09 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-02-20 14:00:58.283652
- Title: Quantifying Memorization and Retriever Performance in Retrieval-Augmented Vision-Language Models
- Title(参考訳): 検索型視覚言語モデルにおける記憶量と検索性能の定量化
- Authors: Peter Carragher, Abhinand Jha, R Raghav, Kathleen M. Carley,
- Abstract要約: 大言語モデル(LLM)は、質問応答(QA)において顕著な能力を示す
しかし、記憶と検索への依存度を評価する指標は未開発のままである。
これにより、記憶、一般化、検索のトレードオフに関する疑問が持ち上がる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.250351952912199
- License:
- Abstract: Large Language Models (LLMs) demonstrate remarkable capabilities in question answering (QA), but metrics for assessing their reliance on memorization versus retrieval remain underdeveloped. Moreover, while finetuned models are state-of-the-art on closed-domain tasks, general-purpose models like GPT-4o exhibit strong zero-shot performance. This raises questions about the trade-offs between memorization, generalization, and retrieval. In this work, we analyze the extent to which multimodal retrieval-augmented VLMs memorize training data compared to baseline VLMs. Using the WebQA benchmark, we contrast finetuned models with baseline VLMs on multihop retrieval and question answering, examining the impact of finetuning on data memorization. To quantify memorization in end-to-end retrieval and QA systems, we propose several proxy metrics by investigating instances where QA succeeds despite retrieval failing. Our results reveal the extent to which finetuned models rely on memorization. In contrast, retrieval-augmented VLMs have lower memorization scores, at the cost of accuracy (72% vs 52% on WebQA test set). As such, our measures pose a challenge for future work to reconcile memorization and generalization in both Open-Domain QA and joint Retrieval-QA tasks.
- Abstract(参考訳): 大言語モデル(LLM)は、質問応答(QA)において顕著な能力を示すが、記憶と検索への依存を評価する指標は未開発のままである。
GPT-4oのような汎用モデルはゼロショット性能が強い。
これにより、記憶、一般化、検索のトレードオフに関する疑問が持ち上がる。
本研究では,マルチモーダル検索で拡張したVLMが,ベースラインのVLMと比較してトレーニングデータを記憶する程度について分析する。
WebQA ベンチマークを用いて,マルチホップ検索と質問応答におけるベースライン VLM とファインタニングモデルとの対比を行い,ファインタニングがデータ記憶に与える影響を検討した。
エンドツーエンドの検索とQAシステムにおける記憶の定量化のために,検索に失敗しながらQAが成功する事例を調査し,いくつかのプロキシ指標を提案する。
この結果から,微調整モデルが記憶にどの程度依存しているかが明らかになった。
対照的に、検索強化VLMは、メモリ化スコアが低く、精度が72%(WebQAテストセットでは52%)である。
このようなことから,オープンドメインQAと共同検索QAの両課題における記憶と一般化の調整が今後の課題となる。
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