論文の概要: Schottky anomaly in a cavity-coupled double quantum well
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2504.08630v1
- Date: Fri, 11 Apr 2025 15:32:59 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-04-14 14:17:56.383071
- Title: Schottky anomaly in a cavity-coupled double quantum well
- Title（参考訳）: 空洞結合二重量子井戸におけるショットキー異常
- Authors: Valerii K. Kozin, Dmitry Miserev, Daniel Loss, Jelena Klinovaja,
- Abstract要約: 二重量子井戸に閉じ込められたメソスコピックな二次元電子ガスについて検討する。
我々は、仮想サブバンド間遷移に参加する多数の電子の体制に焦点をあてる。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
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- Abstract: We present a theoretical study of a mesoscopic two-dimensional electron gas confined in a double quantum well that is coupled to a uniform quasi-static cavity mode via fluctuations of the dipole moment. We focus on the regime of large number of electrons participating in the virtual inter-subband transitions. In this regime, the effective photonic potential is no longer quadratic but, instead, it contains large number of minima. Each minimum represents a nearly harmonic oscillator with the renormalized cavity frequency that is much greater than its bare value. The energy offset of a minimum scales quadratically with respect to the photon coordinate corresponding to this minimum. These energy offsets determine the statistical weight of each minimum, and altogether they result in the additive correction to the heat capacity of the system. This correction exhibits a Schottky anomaly and a 0.5k_B plateau at low temperatures. This behavior can be associated with the emergence of a new degree of freedom. This degree of freedom does not manifest in the optical conductivity and can only be observed via the heat capacity measurement.
- Abstract（参考訳）: 本稿では,双極子モーメントのゆらぎを通した均一な準静電キャビティモードに結合した,二重量子井戸に閉じ込められたメソスコピック2次元電子ガスの理論的検討を行う。
我々は、仮想サブバンド間遷移に参加する多数の電子の体制に焦点をあてる。
この状態において、効果的なフォトニックポテンシャルはもはや二次的ではなく、代わりに多数のミニマを含んでいる。
各最小値は、その素値よりもはるかに大きい再正規化された空洞周波数を持つほぼ調和振動子を表す。
最小値のエネルギーオフセットは、この最小値に対応する光子座標に対して二次的にスケールする。
これらのエネルギーオフセットは各最小値の統計量を決定し、全体として系の熱容量に付加的な補正をもたらす。
この補正はショットキー異常と0.5k_B高原を低温で示す。
この行動は、新しい自由度が出現することと関連付けられる。
この自由度は光伝導度には現れず、熱容量測定によってしか観測できない。
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