論文の概要: Design and Implementation of a Blade-Type Linear Paul Trap
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2504.15368v1
- Date: Mon, 21 Apr 2025 18:19:44 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-01 01:51:43.990669
- Title: Design and Implementation of a Blade-Type Linear Paul Trap
- Title(参考訳): ブレード型リニアポールトラップの設計と実装
- Authors: Lautaro Ezequiel Filgueira, Marcelo Alejandro Luda, Christian Tomás Schmiegelow,
- Abstract要約: ブレード構成における線形ポールトラップの設計,実装,構成について述べる。
このトラップはマイクロモーションを最小化し、数十個のイオンからなる線形イオン鎖の形成を可能にするよう最適化された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.1124588036301815
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this work, we present the design, implementation, and construction of a linear Paul trap in a blade configuration. The trap was optimized to minimize micromotion and enable the formation of linear ion chains comprising tens of ions. We use ytterbium atoms, and in particular, we describe the trapping and cooling of the isotopes $^{174} \mathrm{Yb}^+$ and $^{171} \mathrm{Yb}^+$, starting from an isotope-selective ionization process based on laser frequency stabilization and optimization of fluorescence for each isotope. The electronic control system-including magnetic field generation, laser delivery, and microwave driving-was fully implemented and is described in detail. The system supports pulsed operation, and we performed Rabi oscillations of the hyperfine states in the $^2 \mathrm{S}_{1/2}$ level, demonstrating coherent spectroscopy. These capabilities are fundamental tools for the experiments we aim to pursue, including the use of structured light beams, quantum simulation protocols, and the generation of non-classical motional states.
- Abstract(参考訳): 本研究では, ブレード構成における線形ポールトラップの設計, 実装, 構築について述べる。
このトラップはマイクロモーションを最小化し、数十個のイオンからなる線形イオン鎖の形成を可能にするよう最適化された。
我々はイッテルビウム原子を使用し、特に、各同位体に対するレーザー周波数安定化と蛍光の最適化に基づく同位体選択イオン化プロセスから始まる、$^{174} \mathrm{Yb}^+$および$^{171} \mathrm{Yb}^+$のトラップと冷却を記述する。
電磁界生成、レーザー配信、マイクロ波駆動を含む電子制御システムは、完全に実装され、詳細が説明されている。
このシステムはパルス動作をサポートし,超微細状態のラビ振動を$^2 \mathrm{S}_{1/2}$レベルで行い,コヒーレント分光を行った。
これらの能力は、構造化光線、量子シミュレーションプロトコル、古典的でない運動状態の生成など、私たちが追求する実験の基本的なツールである。
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