論文の概要: Experimental Observation of Short-Range Magnetic Correlations in Amorphous Nb$_2$O$_5$ and Ta$_2$O$_5$ Thin Films
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2505.07957v1
- Date: Mon, 12 May 2025 18:01:05 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-14 20:57:54.295778
- Title: Experimental Observation of Short-Range Magnetic Correlations in Amorphous Nb$_2$O$_5$ and Ta$_2$O$_5$ Thin Films
- Title（参考訳）: 非晶質Nb$_2$O$_5$およびTa$_2$O$_5$薄膜における短距離磁気相関の実験的観察
- Authors: Y. V. Krasnikova, A. A. Murthy, D. Bafia, F. Crisa, A. Clairmont, Z. Sung, J. Lee, A. Cano, M. Shinde, D. M. T. van Zanten, M. Bal, A. Romanenko, A. Grassellino, R. Dhundwal, D. Fuchs, T. Reisinger, I. M. Pop, A. Suter, T. Prokscha, Z. Salman,
- Abstract要約: 酸化ニオブ (Nb$O$_5$) および五酸化タンタル (Ta$O$_5$) 薄膜の磁気特性について検討した。
アモルファス相(スパッタ蒸着)では、どちらの酸化物も2.8Kまで磁気的挙動を示す。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We used muon spin rotation/relaxation/resonance ($\mu$SR) to investigate the magnetic properties of niobium pentoxide (Nb$_2$O$_5$) and tantalum pentoxide (Ta$_2$O$_5$) thin films. In their amorphous phase (sputter-deposited), both oxides exhibit magnetic behavior down to 2.8 K. However, the magnetic response is strongly structure-dependent: thermally-oxidized, poly-crystalline Ta$_2$O$_5$ shows suppressed magnetism, while amorphous Ta$_2$O$_5$ demonstrates local static magnetism. In contrast, amorphous Nb$_2$O$_5$ is significantly more magnetically disordered. These results suggest that magnetic inhomogeneity in the native oxides of Ta and Nb may be a key factor in the performance of superconducting devices, particularly limiting T$_1$ for qubits and resonators.
- Abstract（参考訳）: 二酸化ニオブ (Nb$_2$O$_5$) および五酸化タンタル (Ta$_2$O$_5$) 薄膜の磁気特性を調べた。
アモルファス相(スパッタ蒸着)では、どちらの酸化物も2.8Kまで磁気挙動を示すが、磁気応答は強い構造に依存している:熱酸化された多結晶Ta$_2$O$_5$は磁化が抑制され、アモルファスTa$_2$O$_5$は局所的な静磁性を示す。
対照的に、アモルファスNb$_2$O$_5$は、より磁気的に乱れやすい。
これらの結果から,TaおよびNbのネイティブ酸化物の磁気的不均一性は超伝導素子の性能において重要な要因であり,特に量子ビットおよび共振器のT$_1$に制限されることが示唆された。
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