論文の概要: SFUOD: Source-Free Unknown Object Detection
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2507.17373v1
- Date: Wed, 23 Jul 2025 10:16:25 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-07-24 22:33:14.950846
- Title: SFUOD: Source-Free Unknown Object Detection
- Title(参考訳): SFUOD: ソースのない未知のオブジェクト検出
- Authors: Keon-Hee Park, Seun-An Choe, Gyeong-Moon Park,
- Abstract要約: ソースフリーオブジェクト検出は、ラベル付きソースデータにアクセスすることなく、ソースドメイン上で事前訓練された検出器をラベル付きターゲットドメインに適応させる。
我々は、未知のオブジェクトを認識できるだけでなく、未定義のオブジェクトを未知のオブジェクトとして検出できる新しいシナリオである Source-Free Unknown Object Detection (SFUOD) を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.182014186927255
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: Source-free object detection adapts a detector pre-trained on a source domain to an unlabeled target domain without requiring access to labeled source data. While this setting is practical as it eliminates the need for the source dataset during domain adaptation, it operates under the restrictive assumption that only pre-defined objects from the source domain exist in the target domain. This closed-set setting prevents the detector from detecting undefined objects. To ease this assumption, we propose Source-Free Unknown Object Detection (SFUOD), a novel scenario which enables the detector to not only recognize known objects but also detect undefined objects as unknown objects. To this end, we propose CollaPAUL (Collaborative tuning and Principal Axis-based Unknown Labeling), a novel framework for SFUOD. Collaborative tuning enhances knowledge adaptation by integrating target-dependent knowledge from the auxiliary encoder with source-dependent knowledge from the pre-trained detector through a cross-domain attention mechanism. Additionally, principal axes-based unknown labeling assigns pseudo-labels to unknown objects by estimating objectness via principal axes projection and confidence scores from model predictions. The proposed CollaPAUL achieves state-of-the-art performances on SFUOD benchmarks, and extensive experiments validate its effectiveness.
- Abstract(参考訳): ソースフリーオブジェクト検出は、ラベル付きソースデータにアクセスすることなく、ソースドメイン上で事前訓練された検出器をラベル付きターゲットドメインに適応させる。
この設定は、ドメイン適応時のソースデータセットの必要性を排除するため実用的だが、ソースドメインから事前に定義されたオブジェクトだけがターゲットドメインに存在するという制限的な仮定の下で機能する。
このクローズドセット設定は、検出器が未定義の物体を検出するのを防ぐ。
この仮定を緩和するために、未知のオブジェクトを識別するだけでなく、未知のオブジェクトとして未定義のオブジェクトを検出できる新しいシナリオである Source-Free Unknown Object Detection (SFUOD) を提案する。
そこで我々は,SFUODの新しいフレームワークであるCollabPAUL (Collaborative tuning and principal Axis-based Unknown Labeling)を提案する。
協調的チューニングは、補助エンコーダからの目標依存知識と、事前学習された検出器からの情報源依存知識とをクロスドメインアテンション機構を介して統合することにより、知識適応を促進する。
さらに、プリンシパル軸に基づく未知のラベル付けは、モデル予測から主軸投影と信頼スコアを通して対象性を推定することにより、未知のオブジェクトに擬似ラベルを割り当てる。
提案したCollaPAULは、SFUODベンチマークの最先端性能を実現し、その有効性を検証する。
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