論文の概要: Rethinking On-Policy Self-Distillation for Thinking Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2607.05184v1
- Date: Mon, 06 Jul 2026 15:01:35 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2026-07-07 22:26:30.201438
- Title: Rethinking On-Policy Self-Distillation for Thinking Models
- Title(参考訳): オンライン自己蒸留による思考モデルの再考
- Abstract要約: 自己蒸留は、言語モデルにおける自己改善のための有望なレシピである。
特権的な自己蒸留は、長い推論トレースに基づいて思考モデルを劣化させることを示す。
我々の診断は、この障害モードを、高エントロピーなフォーク位置での学習に特権を持つ教師のコンテキストがどう影響するかに関連付ける。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 32.29580112160733
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Self-distillation is a promising recipe for self-improvement in language models. In this setting, a model can serve as its own teacher when given privileged information, such as a solution to a math problem. This seems especially appealing for thinking models, which can use test-time reasoning to absorb the privileged information. Surprisingly, we show that privileged self-distillation degrades thinking models on long reasoning traces: across five Qwen3 and OLMo thinking models evaluated on AIME24, AIME25, and HMMT25, privileged-context distillation causes a relative drop of up to 17% in avg@16 accuracy. The degradation scales with the amount of privileged context withheld from the student and is most pronounced at long rollout budgets, where thinking models otherwise obtain their largest gains. This failure mode is not specific to self-distillation: on-policy distillation (OPD) improves thinking models, but privileged OPD reverses these gains. Our diagnostics link this failure mode to how privileged teacher context reshapes learning at high-entropy forking positions, where multiple continuations remain plausible and may lead to different reasoning paths. Privileged context lowers fork rates in thinking-model rollouts but not in instruction-model rollouts. This leads to an interesting dichotomy, where privileged context can help instruction-tuned models but hurts stronger thinking models. The effect is visible when the student begins a self-correction branch, where privileged OPD penalizes sampled reconsideration tokens that vanilla OPD supports. Thinking models trained with a privileged teacher produce fewer verification, backtracking, and hedging markers, even after length normalization. These findings indicate that self-distillation for strong thinking models requires attention to token-level signal, especially around correction and reasoning steps.
- Abstract(参考訳): 自己蒸留は、言語モデルにおける自己改善のための有望なレシピである。
この設定では、モデルが数学問題に対する解法などの特権情報を与えると、独自の教師として機能する。
これは、テストタイム推論を使って特権情報を吸収できる思考モデルにとって特に魅力的に思える。
AIME24, AIME25, HMMT25 で評価された 5 つの Qwen3 および OLMo の思考モデルにおいて, 特権的自己蒸留は Avg@16 精度で17% の相対的な低下を引き起こす。
この劣化は、学生が持つ特権付きコンテキストの量とともに規模を拡大し、長いロールアウト予算において最も顕著であり、そうでなければ思考モデルが最大の利益を得る。
オンライン蒸留(OPD)は思考モデルを改善するが、特権付きPDはこれらの利得を逆転させる。
我々の診断は、この失敗モードを、高エントロピーなフォーク位置での学習が、複数の継続が確実なままであり、異なる推論経路につながる可能性がある特権教師のコンテキストにリンクさせる。
Privilegedコンテキストは、思考モデルロールアウトではフォークレートを低下させるが、命令モデルロールアウトでは低下しない。
これは、特権付きコンテキストが命令調整されたモデルに役立つが、より強力な思考モデルを傷つける、興味深い二分法につながる。
この効果は、学生が自己補正ブランチを開始し、特権付きOPDは、バニラOPDがサポートするサンプル再考トークンを罰する。
特権教師で訓練されたモデルを考えることは、長さの正規化後も、検証、追跡、およびハッシュマーカーを少なくする。
これらの結果から,強い思考モデルに対する自己蒸留にはトークンレベルの信号,特に訂正と推論のステップに注意が必要であることが示唆された。
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