論文の概要: Contraction-free quantum state encoding by quantum tunneling in single
molecules
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.05356v1
- Date: Wed, 15 Jan 2020 14:54:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-11 06:50:27.390299
- Title: Contraction-free quantum state encoding by quantum tunneling in single
molecules
- Title(参考訳): 単一分子における量子トンネル法による収縮自由量子状態符号化
- Authors: Tomofumi Tada and Masateru Taniguchi
- Abstract要約: 本稿では,電極間の1分子閉じ込めを利用した量子コンピューティングの新しいシステムと理論を提案する。
このシステムの顕著な特徴は、(i)量子トンネルを示す個々の分子を量子ゲートの列と見なすことができ、(ii)量子トンネルを量子ビットの配列に符号化することができ、(iii)量子トンネルによる量子計算を室温で行うことができることである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum computing is a unique computational approach that promises tremendous
performance that cannot be achieved by classical computers, although several
problems must be resolved to realize a practical quantum computing system for
easy use. Here, we propose a new system and theory for quantum computing that
employs single molecule confinement between electrodes. The striking features
of this system are (i) an individual molecule that exhibits quantum tunneling
can be regarded as a sequence of quantum gates, (ii) the quantum tunneling can
be encoded onto an array of quantum bits and observed without the contraction
of superposition states, and (iii) quantum computing by quantum tunneling can
be performed at room temperature. An adenine molecule is adopted as the single
molecule between electrodes, and conductance data are encoded onto quantum
states including entangled states, depending on the conductance values. As an
application of the new quantum system, molecule identification based on quantum
computing by quantum tunneling is demonstrated.
- Abstract(参考訳): 量子コンピューティングは、古典的なコンピュータでは達成できない膨大な性能を約束するユニークな計算手法であるが、実用的な量子コンピューティングシステムを実現するためにはいくつかの問題を解決しなければならない。
本稿では,単一分子を電極間に閉じ込めた量子コンピューティングの新しいシステムと理論を提案する。
このシステムの顕著な特徴は
(i)量子トンネルを示す個々の分子は、量子ゲートの配列と見なすことができる。
(II)量子トンネルは、量子ビットの配列に符号化することができ、重ね合わせ状態の収縮なしに観察され、
(iii) 量子トンネルによる量子計算は室温で行うことができる。
アデニン分子は電極間の単一分子として採用され、コンダクタンス値はコンダクタンス値に応じて絡み合った状態を含む量子状態に符号化される。
新しい量子システムの応用として、量子トンネルによる量子コンピューティングに基づく分子同定が示されている。
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