論文の概要: Giant spin current rectification due to the interplay of negative
differential conductance and a non-uniform magnetic field
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.11649v3
- Date: Thu, 8 Oct 2020 15:10:51 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-05 02:47:59.288817
- Title: Giant spin current rectification due to the interplay of negative
differential conductance and a non-uniform magnetic field
- Title(参考訳): 負の微分コンダクタンスと非一様磁場の相互作用による巨大スピン電流の補正
- Authors: Kang Hao Lee, Vinitha Balachandran, Ryan Tan, Chu Guo and Dario
Poletti
- Abstract要約: XXZ鎖では、チェーン内の相互作用と散逸駆動のバイアスが十分に大きい場合、スピン輸送を著しく抑制することができる。
ここでは、この多体効果と非一様磁場が組み合わさってスピン電流の高次制御を可能にすることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In XXZ chains, spin transport can be significantly suppressed when the
interactions in the chain and the bias of the dissipative driving are large
enough. This phenomenon of negative differential conductance is caused by the
formation of two oppositely polarized ferromagnetic domains at the edges of the
chain. Here we show that this many-body effect, combined with a non-uniform
magnetic field, can allow a high degree of control of the spin current. In
particular, by studying all the possible combinations of a dichotomous local
magnetic field, we found that a configuration in which the magnetic field
points up for half of the chain and down for the other half, can result in
giant spin-current rectification, for example up to $10^8$ for a system with
$8$ spins. Our results show clear indications that the rectification can
increase with the system size.
- Abstract(参考訳): XXZ鎖では、チェーン内の相互作用と散逸駆動のバイアスが十分に大きい場合、スピン輸送を著しく抑制することができる。
この負の微分コンダクタンスの現象は、鎖の端に2つの反分極した強磁性ドメインが形成されることによって引き起こされる。
ここでは、この多体効果と非一様磁場が組み合わさることで、スピン電流の高次制御が可能となることを示す。
特に、二コトプス局所磁場のすべての組み合わせを研究することで、磁場が鎖の半分以上、残り半分以上を向く構成は、例えば8ドルのスピンを持つ系に対して最大10^8$のスピン電流整流をもたらすことが判明した。
結果から,システムサイズに応じて整流度が増大する可能性が示唆された。
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