論文の概要: Critical heat current for operating an entanglement engine
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.01426v2
- Date: Sun, 14 Jun 2020 13:06:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-31 07:38:38.210839
- Title: Critical heat current for operating an entanglement engine
- Title(参考訳): 絡み合いエンジン運転のための臨界熱電流
- Authors: Shishir Khandelwal, Nicolas Palazzo, Nicolas Brunner, G\'eraldine
Haack
- Abstract要約: 熱電流と絡み合いの相互作用を2キュービットの絡み合いエンジンで検討する。
我々は、強い量子間カップリングのレギュレーションは弱いレギュレーションに対して明確な優位性を与えないことを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 19.0709328061569
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Autonomous entanglement engines have recently been proposed to generate
steady-state bipartite and multipartite entanglement exploiting only incoherent
interactions with thermal baths at different temperatures. In this work, we
investigate the interplay between heat current and entanglement in a two-qubit
entanglement engine, deriving a critical heat current for successful operation
of the engine, i.e. a cut-off above which entanglement is present. The heat
current can thus be seen as a witness to the presence of entanglement. In the
regime of weak-inter qubit coupling, we also investigate the effect of two
experimentally relevant parameters for the qubits, the energy detuning and
tunnelling, on the entanglement production. Finally, we show that the regime of
strong inter-qubit coupling provides no clear advantage over the weak regime,
in the context of out-of-equilibrium entanglement engines.
- Abstract(参考訳): 異なる温度で熱浴と非干渉相互作用のみを利用する定常二部および多部連接を生成するための自律連接エンジンが最近提案されている。
本研究では,2キュービットのエンタングルメントエンジンにおける熱電流とエンタングルメントの相互作用について検討し,エンジンの動作を成功させるための臨界熱電流,すなわちエンタングルメントが存在するカットオフを導出する。
したがって、熱流は絡み合いの存在の目撃者と見なすことができる。
また, 弱相互作用量子ビットカップリング法において, 量子ビットに対する実験的に関連する2つのパラメータ, エネルギーデチューニングとトンネリングが絡み合い生成に及ぼす影響について検討した。
最後に, 強固な量子ビット間結合の機構は, 平衡の絡み合いエンジンの文脈において, 弱結合に対して明確なアドバンテージをもたらさないことを示す。
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